家庭菜園は雑草との戦いです。
いずれ畑が豊かになれば雑草が出にくくなってきますが、それまでは戦いが続きます。
サボるわけではなく、少しでも労力をかけないようにしないと、すぐに処理できなくなります。
家庭菜園では効果的に効率的に雑草対策をしましょう。
家庭菜園の雑草対策
ある程度菜園の土が豊かになってくると、特別な雑草対策をしなくても大丈夫になってきます。
雑草が生えにくくなりますし、生えてきた雑草が財産になっても来るからです。
ただ、家庭菜園がそうなるまでは相当な時間がかかります。
菜園の土が出来上がるまではコツコツと雑草対策をしていくことが必要です。
雑草対策いろいろ
家庭菜園に限らず雑草対策は次のどれかによることになります。
- 雑草を生やさない
- 雑草を取り除く
- 雑草を死滅させる
雑草を生やさない
雑草対策としては、生やさないことが一番です。
雑草が生えない環境をつくればいいのです。
マルチング
もっとも簡単なのがマルチングです。
マルチングは、マルチシートなどで地表を覆って雑草が生えてこないようにする方法です。
正確にいうと、雑草は生えてくるのですが、日光が当たらないため成長することができなくなるのです。
マルチシートは、多くの場合薄いプラスチックシートが使われます。
黒いものや透明なものがありますが、家庭菜園で最もおすすめなのが銀黒のシートです。
遮光性は黒いマルチシートに劣りますが、銀色の表面で反射された光がアブラムシが近寄るのを防いでくれる効果があります。
はじめは私もバカにしていた反射光の効果ですが、てきめんでした。
アブラムシがまったくつかない、というわけではないのですが、無農薬でも対処できるくらいまで防いでくれました。
防草シート
防草シートはマルチシートよりも厚いもので、通路部分などの雑草対策になります。
これも効果は確実で、雑草が伸びてくることはなくなります。
ただ、通路部分を全部覆うとなると少々高くつくことと、上手に設置しないと水が溜まりやすいことが問題です。
雑草を取り除く
雑草が生えないようにしても、完璧に防ぐことはできないでしょう。
菜園の全面を覆ってしまうことは難しいでしょうから、スキマがあればそこから生えてきます。
生えてきた雑草は早めに取り除かなければなりません。
雑草は成長すると取り除きにくくなりますし、成長して種を播かれるようになると次の年にも影響が出てしまいます。
最近では雑草は抜かないようにすることがすすめられています。
雑草を抜いてしまうと、土がしまり固くなってしまうからです。
近頃では雑草を抜くのではなく、刈るか掘り返すことが多いようです。
そこでおすすめしたいのが三角ホーです。
これ一つで若い雑草を削ぎ取る、成長した雑草を根から掘り起こす、掘った跡をならす、の一連の作業ができます。
試してみると便利で手放せなくなります。
楽に使えますし、道具を持ち帰る手間もかかりません。
耕運機を用意できる方は通路部分を掘り起こして雑草を漉き込んでしまうのもいい方法です。
すく困れた雑草は優れた酵素の提供元になり、有機肥料としても働いてくれるでしょう。
施肥してある畑であれば、分解による窒素飢餓もそれほど神経質にならないでいいでしょうから、おすすめの方法です。
ただ、人力では、よほど体力に自信がある方以外にはおすすめしません。
伸びすぎた雑草は刈ってしまった方が早いので、鎌や草刈機を使った方が早くなります。
刈った雑草は草マルチにすることも考えられます。
草マルチは、刈り取った植物で地表を覆って遮光する方法で、自然農法などでよく使われる方法です。
マルチングの効果とともに、草マルチの中に微生物が活動できる環境をつくれるという効果もあり、人気のある方法です。
ただ、家庭菜園では草マルチができるほど草を確保することは難しいです。
家庭菜園の雑草対策は、三角ホーで対応できるうちにしてしまうのが一番です。
雑草を死滅させる
雑草を取り除くのではなく、その場で処理してしまう方法です。
ある意味究極的な方法で、手早く、手間もかからないメリットがありますが、家庭菜園ではあまり使いたくない方法でもあります。
除草剤
一つは除草剤を使う方法です。
ラウンドアップなど便利な除草剤が販売されており、有効な方法です。
ただ、作付けしている間は使えませんし、そもそも菜園に除草剤を撒くのに抵抗もあります。
バーナーで焼く
もう一つは雑草をバーナーで焼く方法で、うまくやれば雑草を種から処理でき、防虫対策もできるので、効果的です。
焼き畑農法は世界で行われている極めて効果の高い方法です。
ただ、これも作付け中には使えませんし、木造住宅の多い日本では危険な方法でもあります。
近隣と離れていて、火事の心配がない季節であるなど、よほど条件がそろっていない限り家庭菜園にはおすすめできません。
家庭菜園の雑草処理は
家庭菜園の雑草処理は、マルチングで雑草が生えるのを予防しつつ、三角ホーなどで生えてきた雑草を早めに取り除くことが中心になるでしょう。
特に銀黒のマルチシートを使えばアブラムシ対策にもなるので一石二鳥です。
もちろん、耕運機が使えればより効果的にできますし、上手に使えば除草剤も便利です。
ただ、どなたでも耕運機が使えるわけではありませんし、せっかくの家庭菜園ですから除草剤を使いたくはないでしょう。
最初に少し手間はかかりますが、マルチングはおすすめです。
手間のかかる雑草処理を少しでも楽にしたい方には三角ホーをおすすめします。
マルチングと三角ホーだけで100㎡までなら無農薬かつ週末農業で十分対応可能です。
それ以外にもシェア畑なら実用的な家庭菜園の雑草対策が学べます。
説明会なども開かれています、見学に行かれてはいかがでしょうか。

