
よりまし堂イベント「『ロッコク』から見えた15年後の食・人・暮らし」に行ってきた
4月に伺った福島原子力発電所見学ツアー。
そして、その時紹介された川内有緒著『空をゆく巨人』と『ロッコク・キッチン』はブログでも紹介しました。
もちろん私は読んでいなかったけれど、これも縁と、あの後読んでみました。
おれたちの伝承館もブログで少し紹介しましたが、館長にご挨拶できていなかったのが気になっていました。
だから、これもその時に紹介されたイベントですが、参加することにしたのでした。
4月29日、よりまし堂で開催された「『ロッコク』から見えた15年後の食・人・暮らし」イベントには、著者の川内さんと、おれたちの伝承館館長の中筋さんが登場しました。
よりまし堂に行くのも初めて(写真は友人撮影)。
お店の名前の由来は、「よりましな世界を街角から」なんだそうな。
それだけでもお店のイメージが沸きますが、何にも考えてない私は、事前調査もなく伺いました。
よりまし堂って、日野市にあるのですね。
最寄り駅に降りるのも初めて。勝手に南平(なんぺい)と呼んでました。
15年前、私は松島で震災に会い、4日間瑞巌寺の陽徳院にお世話になりました。
今年の二輪講では、お世話になった老師に挨拶すると、「15年前!?鬼が笑う」と一喝されました。
そのときお世話になった松島の山門前のDさんのお店のブルーシートがはずれているだけで感無量だったのに、
浜通りには、まだ故郷へ帰ることができない人々がいます。
15年経っても傷痕どころか癒えない想いは、どう表現すればいいのだろう。
今回私が一番ショックだったのは、双葉町の図書館の本のこと。
4月に開催された解体予定の双葉町図書館で、内覧及び図書館蔵書の譲渡のことは知っていました。
「線量は測っているので、持ち帰るのに問題はないとのこと。心配な人は測ることも。」のコメントに、ちょっとだけ違和感を覚えたものの、スル―していたのです。
でも、中筋さんは違いました。
そして、同行した、何でも疑ってかかる友人の司書の「図書館の本の譲渡」についての反応は、私とは違っていました。
柿一つ食べるのも疑ってかかる人。
ダイジョブだと言われれば何も疑問に思わない人。
正解がどれかは誰にも言えない。
そんな現実を、この地域の方は突き付けられて毎日を過ごしているという現実。
かつて賑やかだった「ロッコク」は実証の聖地になるとの話もでました。
「実証」って、失敗したらそれで終わりってことですよね。
もうなんだかフツフツもやもや。
懇親会も用意されていましたが、ゆっくりトーンダウンしたくて、
友人と新宿で冷しうどんを食べて帰宅しました。
宿題になっているコラム、私に何が書けるだろうか不安になってきました。
とにかく資料の整理をしなきゃ。
友人から川内さんの著書『目に見えない白鳥さんとアートを見にいく』も紹介されたので、これも読んでみたい。
そして、今日はこれから夜に飲み会です。
と、こんなことしているから、資料の整理が進まないのだ!
川内さん、中筋さん、よりまし堂の皆さん、貴重なお話をありがとうございました。
2026大森西図書館の「大森西の写真展」に行ってきた
最初に大森西図書館の「大森町を元気にするプロジェクト」に行ったのは、2023年5月。
そのときの様子はブログにも紹介したし、拙著『図書館と向き合う』にも紹介しました。
今年で4回目の写真展は、I LOVE大森町代表のKさんから「4月25日から開催します。私も初日に行きます」をいただき、
わざわざ連絡いただいたのに行かないわけはいかないと伺ってきました。
迎えてくれたのは三輪神社のWさん。覚えてくれていてありがとうございます。
海苔の妖精「もりもちゃん」と、どっちが大きいか競っているわけでありません(笑)。
(本人了解の写真です)
毎年いろいろな工夫が施され、今回で4回目の写真展は、写真を今昔で展示して比較ができるようにしたのだそうです。
4町会の法被(後ろにもあります)は、昨年から展示しているそうな。
(館内の写真は特別の許可を得て撮影しています)
もう一つの話題は、鶴渡町会の会長が町工場の社長でもあるということで、町工場の写真も展示されていました。
「下町ボブスレー」がテレビで放映された町工場は、こんな工場が支えているのですね。
それに関連する本も展示されていました。
連絡をくださったKさんのブース。
大森町への愛が半端じゃないKさんにもお会いできました。
昨年秋には、西図書館で「写真と記憶でふりかえる昭和の大森町の商店街をみて楽しむ会」を開催したそうです。
48名の方が参加し、その頃のえびす市場の店主等10名も参加。
当時の映像やラジオの生放送音源もあって、元気な70歳以上(80代や90代も!)の皆さんで盛り上がったのだそうな。
そんな話を楽しそうにしてくれました。
三輪神社のWさん、学芸員さながらのSさんや関係者が、来場者に声をかけます。
ここは写真を見るだけの場所ではなく、写真はあくまでツール。
来場した人どおしでも話がはずみ、写真を通して憩いの場を育んでいました。
Wさんは、写真展のおかげで、町の組織の縦糸に横糸が編まれ風通しがよくなったと話してくれました。
Wさんは、ちょっとアイデアが浮かんだら、忘れないうちに図書館へ連絡するのだそうな。
お会いした大田区議会議員のKさんは、第1回から協力してくださっているそうです。
写真展は5月10日の日曜日まで開催しています。気になった方は是非!
追伸
ブログをアップしようとしたら、ピンポンと玄関のチャイムが鳴り、
Fさんから今年3回目の蕗が届きました。
午後は蕗の下処理をします。
『ミクロの世界を楽しむ』本の紹介と4月の句会
まだ東京都日の出町のつるつる温泉ができるずっと昔、図書館でお世話になっていたNさんがいました。
2018年11月、突然ご主人である方からFacebookにメッセージが届きました。
共通の知人がいて、私に辿りついたのだそうな。
その方が、本の著者である永田文男さん。
Facebookで友達になり、奥様を訪ねてみんなで奥多摩の檜原村立図書館に伺ったこともありました。
今回、素敵な本をいただきました。
ご自身のホームページ「タイニー・カフェテラス」の2003年から2021年までと、その後Facebookに投稿した観察記録から20篇を選び、冊子にまとめられたのだそうな。
植物や虫や食料品田尾のミクロの世界がどんなふうになっているのか楽しめる本です。
自費出版のようですが、地元の図書館には置いているのかなあ。
是非とも郷土資料にしてほしい。
興味のある方は、声掛けください。
遊び歩いていて紹介が遅くなってすみませんでした。
奥様にもよろしくお伝えください。
そして、月曜日に開催された句会はさんざん。
やはり自分が納得してない句はみじめですね~
記録だから、今回の駄作は、
・雑踏に囀求め澄ます耳
・友逝きて枝絶つ桜木を仰ぐ
・春かなし十五年無耕の大地
2026瑞巌寺の旅3日目その2:仙台文学館で〆
仙台のメディアテーク内にある仙台市民図書館へは伺ったことはあるのですが、仙台文学館は初めての訪問でした。
館内入ってすぐのロビー
1999(平成11)年に開館した初代館長は井上ひさし氏だそうです。
カフェもあり、ここは時間にゆとりがあるときに来る場所とわかりました。
それでも、事情を話したら、受付の方が学芸員のSさんに繋いでくれ、アポなしにも関わらずお話することができました。
なんと、
2022年10月から翌年3月までに行われた、宮城県を中心とした東北地方の昔話のオープンリールやCDカセットの音声データをデジタル化し文字おこしに関わった方々3人にお会いすることができたのです。
これって凄くないですか!
思ってもいなかった展開に、まだ全貌は見えていませんが、いつかコラムで皆さんにお伝えしようと思っています。
語り部の方の高齢化で失われていくものがたくさんあります。
次世代に残せる文化はつないでほしいですね。
今回の二輪講の旅は、観光もできて、ゆったり過ごした上に、思わぬ副産物も手に入れました。
前回の福島の旅もまだ手つかずで、机の上の資料の山は増えていきます。
そろそろ本腰上げなきゃ。
昨日の癌の定期健診は異状なし。
悲しい知らせがあるなか、生きていることに感謝して、目の前のやれることに着手します。
2026瑞巌寺の旅3日目その1:潟沼から川渡温泉の菜の花畑へ
朝食のあとは、一度行って見てかった潟沼へ。
鳴子温泉駅から林道のような道を通って4kmの所にある酸性のカルデラ湖。
酸性が強すぎて魚はいないと、地元のOさんが話してくれました。
Oさんは前日まで東京に行っていたのに、帰ったその足で夜に顔を出してくれたのでした。
太陽の当たり方で日によってスカイブルー、濃い青、エメラルドグリーンなどに色が変化するそうです。
湖畔にはレストハウスがあり、ボートの貸出は時間制限なしと書いていました。
湖の周りは約1.3kmの遊歩道なのですが、熊が怖くて散策は断念。でも、気持ちの良いところでした。
前日に伺えなかった川渡温泉の菜の花畑もいきました。
今年は残念ながら桜は散っていたけれど、
面白いものを発見。こけし喫茶「KAGAMOKU」の移動車。
森林整備のNPO「しんりん」の皆さんと一緒に作りました。
中はこんな感じです。
こけし喫茶の建物も皆さんで作ったそうです。
「これは是非移動図書館に!」と提案したら、「積載量の制限があるけれど前向きに考えましょう」と言ってくださいました。
実現するといいなあ。
アイデアマンの「KAGAMOKU」さんは、またまた面白いことをしていました。
お土産に買った、菜の花の手ぬぐい。お部屋が明るくなりました。
思いがけないご縁をいただいたので、
Yさんにお願いし、最後は、仙台文学館へ向かいました。

















