舞台用語ざっくり解説 | さなだんち。~半農半俳優・眞田規史(さなだのりふみ)であるために~

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半農半俳優・眞田規史(さなだのりふみ)のブログです。

バク袖も残すところあと3日となりました!!

数えきれないご声援、身に余る光栄ですおねがい



本日(9月30日)の公演は、

14時~と19時~です!

どうかお間違えのないようお気をつけください。

当日券もでますひらめき電球

余裕をもってご観劇頂けるのはおそらく本日がラストチャンスかもしれません?

駆け込みの際は受付にて眞田扱いとお申し付け頂けると嬉しいですニコニコ



さて、今回の舞台「バク袖」は完全に舞台の裏側をお見せしております。

なのでもちろん色んな業界用語が出てきます。

今日はそんな用語をいくつかざっくりと解説します!

ざっくりなのでほんのりニュアンス違うこともありますが、あしからず。

本編中ではその用語が出てきたら、大体すぐあとにそれを説明するように作られていますので、

知らなくても十分楽しめます音符



「舞台袖」
今回のタイトルにもなってます。普段お客様がご覧になっている舞台上の左右、更には奥のお客様から見えなくなったエリア。
セットの裏側。


「上手(かみて)」
お客様から舞台を正面に見て、右のエリア。
上手袖は右エリアの舞台袖。


「下手(しもて)」
お客様から舞台を正面に見て、左のエリア。
下手袖は左エリアの舞台袖。


「暗幕」
舞台上から舞台袖の中が見えないように、目隠しに使ったりする黒い幕。


「ハケる」
舞台上から撤退すること。
逆に出る時は「出」という。
故に舞台袖と舞台上を繋ぐ入口を、
出ハケ口という。


「客入れ」
開場してから開演までの間、お客様がお座席に着かれる状態。
客入れ曲はその間に流れている音楽。


「キュー」
合図。


「転換」
舞台装置や飾りをシーンに合わせて変更すること。
例えば、テーブルを今のシーンから次シーンに合わせて角度を変えたり移動したりすることも転換という。


「アンダーキャスト」
メインの人に万一何かあった場合に、代わりに出演できるよういる役者。
※オペラとか2000人規模の大劇場での公演では主要キャストにアンダーキャストがついていることがある。


「通し稽古」
作品の最初から最後まで止めずに稽古すること。


「詰め稽古」
大詰めの稽古。本番間近の仕上げの稽古。


「スタンドイン」
代役。映像業界では本人に代わって背丈の似たスタンドインと呼ばれる人が、カメラの位置や照明の当り具合を調整するために本人の代わりに本番前に立つことがある。


「演出助手(通称:演助)」
演出家の助手。演出家と役者の架け橋的存在。演出家の細かい要求を円滑に進めるために、常に演出家の側にいる。その仕事の範囲は多岐に渡る。台本の修正、キャストのスケジュール管理、稽古中の音響操作、小道具作りなとなど団体でも様々だが、とにかく大変。


「演出部」
大きい劇場とかには、舞台装置を転換する専門部がある。
広い言い方をすると、大道具さん。
劇中のスクリーンを上げたり下げたり、セットを移動したり。
ビジュアル的演出を担う部門。


「舞台監督(通称:舞監)」
舞台を作る上での総合監督。
公演期間中、全ての部門の架け橋となる存在。
舞台監督がyesというまでは全てがno。
それくらいスゴい人。


「緞帳(どんちょう)」
本番始まる前までステージを隠すの幕。
大劇場にはある。小劇場で見かけることはまずない。


「押す」
遅れること。開演5分押し=開演5分遅れ。
反対語は「巻く」。
開演が巻くことはまずないのでご安心を。
定刻で始まることをオンタイムといったりする。


「殺陣(たて)」
アクション。戦いの立ち回り。
殺陣の動きをつける人を殺陣師と呼ぶ。
1アクションを1手(て)と数える。
例えば3回刀を振るなら3手とか。


「ミザンス」
芝居中の立ち位置や動き。


「M(えむ)」
音楽、BGMのこと。
シーン中に音楽が入ることを、Mが入るといったりする。


「見切れる」
お客様に見えてはいけない舞台裏の部分が見えること。
舞台袖にはここからお客様に見えてますというのを知らせる、見切れ線というのをテープで引いたりする。


「早替え(はやがえ)」
急いで着替えること。
作品によっては数十秒で衣装を替えることが多々ある。





うん。

いま思い付くのはこんなところでしょうか。

意外と長くなってしまいましたタラー

さて、今日も楽屋で素敵な御二方に挟まれて楽しんで参ります!










twitter@shanyary






へばパー