車を持っていかれてしまった話②
11月、夫が、「市役所行こう!市役所!」と。
「何しに?」「戸籍の確認。養子縁組されてたらまずい」
「確かにアイツはそういうことをやりそうだ!」とダッシュで父の戸籍を取りに。
家の鍵を盗むチャンスは過去にいつでもあったので、もう何年も前から合鍵を作られている可能性もあり、
Kさんは実印をちょっと拝借・・とかもしそうな人物。とにかく怪しいんです。
義父が14年前の脳梗塞になってすぐスーッと近づいて来て、いきなり親友になっちゃった!
そして、電話一本かけるとすぐ父の家に来て、自分の住所を教えない。
まるで便利屋のようになんでもやり、Kさんの手下たち(Kさんの言うことをなんでも聞く子分のような人)を連れて来て「義父の鳥の世話をやらせてみたり・・・。
義父の家に入ってくると、Kさんはリビングの入り口に立って部屋中をぐる〜っと天井から床まで舐めるように見渡すんです。
その姿が薄気味悪くて嫌だな〜と昔から思っていました。
戸籍は何もいじられていなかった。夫も、「まだやってなかったんだねあの人」と言っていた〜。
近くの弁護士さんではKさんの息がかかっていて私たちの動きがすべて筒抜けになるのでは?と、
知り合いに紹介してもらった岩手県の弁護士相談へ。
まず言われたのが、ここ1ヶ月くらいで親の戸籍を取りましたか?ということ。はい先日確認しました。と答えると
うんうん!と満足そうにしていました。
車を知人に取られるのは、ありがちな話なので驚かないこと。
警察に相談してもダメなら、携帯電話番号から住所を割り出せるので弁護士照会制度を使ってKさんの住所を突き止めること。
住所がわかったら、持っていかれてしまった車の在処を確認し、ここにあるという証拠写真を撮ること。
持ってこいと言っても持ってこないだろうから、横領罪で裁判を起こし、勝訴したら車を積んで持ってくることになる。
車の転売は、今の時代、委任状や印鑑登録証がない車を横流しする業者はいないので心配しなくても良い。
私もこの事例は民法で少し習ったのですが、基本のキ。いまどきこんなベタなことするかな〜?
車の持ち主であるAさんから、悪意(Aさんの車と知っていることをこの場合の悪意とする)のあるBさんが
何も知らない善意のCさんに転売した場合、善意のCさんは車を返さなくて良い、ということです。
ただ善意のCさんは悪意のBさんに車の代金を払っているはずなので、車を取られたAさんは不正転売し利益を得たBさんを訴えることができる・・という過去問、解いたな〜と懐かしい!
この場合、売っぱらったKさんが財産を知人名義にして空っぽにしていたらお金で返せと訴えても義父に返金はされません。
Kさんは元反社なので生保受給者ということもあり得えるし、理容店をやっている彼女(と言っても孫もいるおばあさん)もいて、
その彼女の娘の婿あたり(ほぼ他人)に財産を移しながら生きているかも?
自分に逆らわず勝手に財産を使わないような人物名義になっているかな・・と予測。
よく、彼女の娘婿の話をしていて、婿に車をくれてやったと言っていた。
しゅっちゅう、現金で土地を売ったり買ったりしていることも話していて、いつもなぜ現金で??と不思議に思っていましたし・・・。
いま住んでいる家が小屋扱いで住所が登録されてないのも変。理由を知りたい。
なのに、「おれがはいま現金で買った150坪の家に1億の家建てて住んでんだ。ベントレー乗ってる」と誰が聞いてもわかる嘘も平気でつく。
そして、Kさんはいつもあちこちでここのようないろんな悪さをしているので、裁判に慣れているのがちょっと怖いところです。
前科もあり、更生するためという理由で苗字を変えています。つまり、いったん別人になってまた悪さをしている?
Kさんは2月に肝臓がんのため肝臓全摘手術があるので、年末にまだ車を売っていないのが不思議なところ・・・。
肝臓全摘扱いは7割〜8割の切除で、二週間くらいすると再生してくるそうです。生命力強そうな人だもんね。
14年間虎視眈々と狙っていたのに、急に義父が目の前で倒れてしまい
自分の手術代を稼ごうと、焦ってしまってこのようなことになったと見ています。
Kさん、焦らなかったらもっとうまい手段でやっていたはず。娘は医者になったそうで、Kさんも頭の良い人なのです。
知識のある人ならKさん名義でない車を売買はしないけど、Kさんは車のブローカーのような?横流し商売をしている人なので
知人のそのまた知人などに、「現金払いなら安く売る、名義変更はお金を受け取ってからする」と言えば
知識のない人は即金で買ってしまうかもしれません。
また、保険金詐欺もやりそう。
Kさんの知人と車同士をぶつけっこして保険金請求もありえます。
この場合、義父名義だと責任は義父が負うことになると民法で習ったような気がする・・。
手術前にKさんが動くはずなので、何かこちらも手を打たないと。
でも、Kさんの手術が成功するように願う気持ちもあります。
車さえ返してくれれば別に恨みもないし、義父と仲良しだったのは事実。
車は車、病気の手術は手術で、別の話だから・・・。
こうして書き出してみると、私もKさんのことをいろいろ知っていますよね〜。
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