こんにちは！
コーチの奥田光洋です。
このところずっと慌ただしくして
本当に久しぶりになってしまい
ましたが、皆様いかがお過ごし
でしょうか。
さて、今日は昔読んだお話を
書かせて頂きたいと思います。
「泥棒仙人」の話です。
ざっとあらすじを申し上げると
こんな感じです。
泥棒二人が森の奥に住み着い
ていましたが、人が近づかない
ように「たちの悪い仙人がいる」
と嘘のうわさを流していました。
ある夜、病気の母のいる兄妹が
そこにやってきて、仙人に病気
の母を治してもらいたいと懇願
します。
仙人に間違えられた泥棒たち
はびっくりしましたが、開き直っ
て仙人のふりをして無理な話を
します。
「この池で金の鯛を釣ったら
それが薬になる」
「しかもまっすぐな針に餌を
つけずに釣るのだ」
更に
「夜明けまでに釣れなかったら
妹の命がなくなるのだ」
と言います。
泥棒としては、魚一匹いない
池なのにそんな要求を出して
兄妹があきらめて帰るだろうと
思ったのですが、
二人はきっぱりと「やります」
と言って釣りを始めるのです。
そしてなんと金の鯛を釣り上げ、
泥棒たちに涙ながらに感謝して
帰っていきます。
泥棒たちは、あっけにとられ
この奇跡を不思議に思いなが
ら、泥棒をやめて正しく生きよ
うかと思うのです。
ざっとそんな話でしたが、
小学生の頃に読んでとても
面白かった記憶があります。
ここで思うのは、信じる力です。
この兄妹が泥棒を仙人と信じ、
仙人の言うことを100％信じた
時に奇跡が起きたという話で
す。
このお話は架空の物語なので
すが、実際の世界でも信じるこ
とによって奇跡のような大きな
力が働くことはよくあります。
合格はありえないいう実力でも
「絶対に合格する」と信じ切った
結果、合格したとか、倒産直前
から繁盛をイメージした結果、
奇跡の復活を遂げたといった
お話は枚挙に暇がありません。
人間が信じる力には無限の
力が潜んでいます。
「自分はできる」という魔法の
言葉を信じましょう。
信じ切ったときに、奇跡のよう
な力が発揮されることを感じ
られることと思います。
それでは、また次回お会い
しましょう。
奥田光洋