昼間に役所へ行ったのち帰ってきて義母のところに電話した。
いつもより長いコール。なかなか出ないので切ろうと思ったら、弱々しい声で義母が出た…
一体どうしたのか？その理由は先週の土曜日に目眩がして体調不良が起こり、自ら村の医師に連絡して診てもらいずっと寝込んでるのだと。
私はすぐ駆けつけたかったが何しろ遠い東北地方。すぐに駆けつけることなど出来ない。
私は優しく義母の体調に労いの言葉をかけ、早々と電話を切ろうとしたら義母は急に涙声でマイナス思考なことを話しだした。
「なぜ私も娘もこんなことになるのだろうか？なんて不運な家系なのだろうか…いいことなんて全然ないね」
私は言葉に詰まったが、人生は山ばかりでもなく谷ばかりでもないはずだと伝えた。止まない雨など絶対ないことも。
また、人生とは一寸先が全然見えないもの。そして世の中にはトラックに轢かれて軽傷ですんだ方もいれば、歩いてて転倒しただけで不幸にもお亡くなりになられた方もおられる。
以前の会社に勤めてた頃、女性パートのご主人が不幸にも突然死された話もした。そのご主人は朝「行ってきます！」と元気よく玄関を出て数歩のところで突然トラックが突っ込んできて即死。凄い物音で家を飛び出したパートさんはその現場を前に硬直したまま卒倒したらしい。
のちすぐに会社に来られ「信じられない！信じられない！」と悲痛な叫びをされ泣き崩れたお姿を今でもはっきりと覚えてるが凄く胸が痛くなる出来事だった。
嫁も脳幹出血で倒れたが何とか命だけは助かった。しかし四肢麻痺の状態ゆえ長年の不動ストレスにより何度も錯乱状態に陥った。
片やこの病が発症して僅か数時間のち殆んどの方々が命を落とされてある。
命あれど四肢麻痺が運が良かったのか？苦しまずして亡くなられた方がのほうが運が良かったのか？
だが一方で発症後に自力で車を運転しながら病院まで行って現在は身体麻痺も殆ど回復されてある信じられないよな強運ユーチューバーさんもおられる。
義母に言いたかったのは世の中には自分より幸せな方々は沢山おられるだろうが自分よりもっと苦しんである方々も沢山おられるということ。
幸せの頂点の基準はどこですか？不幸のドン底の基準はどこですか？義母にこれを問うと返答に困っていた。
目の当たりにした現状は考え方次第で上にも下にもなる。
電話を切る前に「悪いことのあとは良いことがある！とプラス思考でいて下さい」と伝えたら、ありがとう…と涙された😢
電話を切ったあとは嫁の施設へ。
今回は前回から間もなかったが、やはり嬉し泣きは止まらず…
容態の調子を確認したのち、一段落したあと義母の体調が崩れたのを聞いたと話した。
娘の心配やら何やら重なっての心労からきたのかも知れないので頑張って早く治して一緒に元気な姿を義母に見せに行こうと伝えた。
そしてまだ完全に動かない右手を何度も何度もさすってあげた。
「ご主人さんが動かした時に筋が連動して手が動いたのか、自発的に動いたのか徹底的に調査しますので数日ほどお時間を下さい」
と言われたので期待を込めて待つことにした😊
どうか期待通りの結果が出ますようにと祈りつつ🤲
弱った義母にも良い知らせをしたいと願いを込めて…。