主婦むつこの借金ぶろぐ -3ページ目

水道が出ない!

水道が出ないことに気がついたのは朝の8時半頃でした。

母乳の出が悪かった私は、ほとんどミルクで息子を育てていましたし、子供が小さいと水道が止まるというのは死活問題です。

料金もちゃんと払っているのに水道が止まるなんて。。。


おりしも隣の改装工事が始まり、ドンガンドンガンとやかましく、ことさら気持ちが暗くなっていきます。

そういえば断水のお知らせはきてたっけ?

広報誌に載っていたのかも?

何時までだろう、水道工事なら夕方の5時頃には終わるはずだけど。。。



ちなみに 隣の改装工事というのは、兄夫婦が持っている物件で、どうも今まで空いていたのを誰かに貸すことになったらしいのです。

改装するならするで、一言教えてくれてもいいのに、小さな子供がいるのにこの音はひどすぎる。。。


とにかく夕方まで我慢すれば改装工事も断水も終わるだろう。

夕方までの我慢、夕方までの我慢。。。

そして4時になり、4時半になり、5時になって工事が終わって業者が帰った後も断水は終わらず、たちりとも水は出ません。

5時半まで待ちました。

これ以上は待てない!

そう思った私は役所の水道課に電話することにしました。



「今日の断水は何時までなんですか?」

「は?今日は断水の予定はありませんが。。。担当の水道工事業者に問い合わせてみてください」



水道業者に電話をしました。誰も出ないので何度もかけました。

今かけないと担当が帰宅してもう今日は水道がずっと使えないかも!

息子をお風呂にも入れてあげられない!

やっとでた業者の人は

「もしかして今日隣で工事してたとこ?○○さんの依頼で」


その○○さんとは、主人が以前「仕事をまかせて大損させられた部下」その人でした。


水道業者はしばらくしてから来て水道が使えるようにしてくれたのですが、来るまでの間に 腑に落ちなかった私は主人のもといた兄の会社に電話をして件の「仕事をまかせて大損させられた部下」を出してもらいました。



「今日 うちの水道が止まったんですけど、どういうことですか?」

「あぁ?!何言ってんだかわかんねぇなぁ。どういうことだって?」

「あなたが依頼した工事で、うちの水道がとまったんですけど、わざとなんですか?」

「別におたくの水道をとめたわけじゃねぇけど、そこまで言うんならあやまりにこいってことか?!」

「じゃあもういいです」

まるで脅されてるように怒鳴られました。本当にもういいやと思いました



この「仕事をまかせて大損させられた部下」さんは数分後、家の前に車を横付けして肩を揺らして玄関先で怒鳴り散らしあやまりに来てやったくらいのイキオイで


「あやまればいいんだろう!ご迷惑かけました!すいませんでした!」


と怒りの表情で叫んでいましたが、私はそれを無視して手に自宅の登記簿と実印が入った封筒、背中には息子をしょって家を出ました。


兄の家に怒鳴り込んだのです。

被害妄想がひどくなる2

主人の姉の爆弾発言にショックを受けた私は、その後で家に様子を見に来た兄嫁に言いました。


「離婚した方がいいっていうのは、○○家(主人一族)の総意なんでしょうか?私は私なりに我慢もして、努力もしているつもりなんですけど、力が足りなくてご迷惑ばかりおかけしてるみたいで。。。離婚したほうがいいなら、私もそのほうが楽だし、実家でもそういうことなら引き取ってくれると思うんです」 


兄嫁の答えは

「○○さん(主人の姉)が言った事がうちの総意だなんて、うちの人(兄のこと)も離婚しないで我慢してくれているのはありがたいと思っているし、むつこさんのご実家でも心配でしょうになにも言わずに別れさせないでいてくれるのも感謝している。あの人は昔から考え方が違うし、そもそもよそにお嫁に行った人なので何を言われても気にしないで」

というものでした。


でも、それは本当にそうなのか?と疑問でした。

タイトルどおり、自分で被害妄想がひどくなる一方なのは自覚がありましたし、実際に面と向かって「あなた達もお兄さん達に迷惑をかけているのだからがんばらないといけない」と言ってくれる人もいました。

私の友人にも「そんな家庭環境で子供が育つのはよくないから離婚した方がよっぽどいい」と言われたこともありました。

主人の会社に辞めたと知らずに荷物を届けに行って辞めたと知り自宅に来て「○○さん(主人)はどうしたと聞いたらそんなヤツ知らねぇって怒鳴られたよ、何があったんだ?」なんて知り合いの宅配業者の人が言っていました。


あまりに内にこもりすぎたのか、世の中の全ての人が敵になったように感じられた当時の私は、それが全て兄夫婦の陰謀のような気がしていたのです。

兄夫婦が親切にしてくれればしてくれるほど世の中の人は私達が悪いと思っている、主人の友人達のほとんどが兄夫婦とも友人で、兄夫婦には変わらず付き合いがあるのに私達に辛く当たるのは兄夫婦がそう仕向けているからではないのか、と。


実際、兄夫婦と付き合う恩恵はあっても私達と付き合う恩恵などあるわけもなく、また兄夫婦も私達に辛く当たっているのを知っていても以前と変わらず、もしくはそれ以上にそのご友人方と親しく付き合っているという事実はありました。

私達に辛く当たる「元」友人達ほど兄夫婦の恩恵を受けている方々も多かったようです。

主人が前に言っていた「仕事をまかせて大損させられた部下」などがその例です。



そんなことを考えてますますこもりがちになった私に、あることがおこりました。

水道が突然出なくなったのです。


被害妄想がひどくなる

このぶろぐを読んでくださってる方、アクセスのみの方もいらっしゃるかもしれませんが、それでも嬉しいです。

どうもありがとうございます。

書き始めてから徐々にランキングが上がるのが楽しみです。

きっとそのうちランクダウンするのでしょうが、今まで一人でもんもんと考えていたことをぶろぐにすることによって、かなり精神的に楽になりました。

決して怪しい勧誘やアフィリエイト目的ではありませんので安心して読んでくださいね。

って書くとかえって怪しい?w

アフィリエイトについては、決してお金に困っていないわけではないので、そのうちやり始めるかもしれませんが、今のところは書くことにせいいっぱいでそこまでの余裕はないです。

コメントもぜひ一言お願いします。あまりきついのは勘弁してくださいね。



さて 主人は一人で遠いところへ「単身赴任」に行きました。

出発のきっかけがきっかけだっただけに、一緒についていく気にはなれませんでした。

しばらく様子を見てみるか、すぐ音を上げて帰ってくるかもしれないしな、と思ったのも確かです。


主人がいなくなったことによって兄嫁様が頻繁に様子を見に来るようになりました。

あまりありがたく無かったです。

が、当時は素直に「心配してくれてるんだな」と思えていたので、大変申し訳ない、でもほおって置いて欲しいという気持ちでした。

それに、いつまた豹変してきついことを言い出すか、というのもありました。

本当にきついことを普通に言う人でした。

本人はしつけのつもりもなかったかもしれませんがか、バカな弟の嫁を教育してくれていたのでしょうね。

それに私がついていけなかったんです。


今でも兄や兄嫁に対して思うことは、「自分たちばかりいい人ぶって」ということです。

他人様にしてみれば、悪役は私たち、善人は兄夫婦。バカな弟夫婦をできのいい兄夫婦がかばってくれている、という図式。

兄夫婦が私たちのことをよそ様になんと言っているかはわかりませんが、兄夫婦と付き合いのある人たちはたいが私たちを白い目で見ていたし、そういう態度もありありとわかりました。


ある時期までは、それも当然で仕方の無いこと、それだけのことをしたのだから、と反省もしていました。

主人が単身赴任でいなくなって、毎日身を隠すようにして暮らしていました。

買い物も極力せず、電気水道もなるべく使わないように、食事は本当に質素に、外に洗濯物を干すのも控えるくらいでした。

日中もレースのカーテンはいつも閉めていたし、玄関も鍵をかけていました。

近所の人たちも家にいないと思っていた人が多かったようです。

家の中にばかりいたせいか、息子は当時本当に色白で青いほどでした。

姑は「色の白い子だ」と目を細めていましたが、私は外に出て遊ばせることも日光浴もさせてあげられずかわいそうに思っていました。



主人はちゃんとお給料の3分の2以上を送ってくれていましたから、そのお金で銀行のローンもかなり返すことができました。

ただたまに「仕事着が必要」「道具が必要」といってはかなりのお金を引いていたので、その度に電話で怒鳴り散らしていました。

単身赴任といっても、私の叔父の家に居候して職場へ出ていたのですが、職場の皆で作業着を買う時など一緒に頼んでいたようで、その作業着が一着上下で何万もするんです。そんなに何万もする仕事着なの?と当時は疑っていましたが、するんですね。トラ○チ、とか いわゆるとび職のニッカズボンのような上下の作業着が何万。。。わかる方にはわかるんでしょうが、かなり驚きでした。


が 途中ヘンな癖が出て、どういう経路か「出会い系サイト」にアクセスして楽しんでいた時期があり、それで多少のお金を使っていたようです。

これは実は 私が一策をねって、友人の旦那様にお願いしてケイタイ会社に同行して主人のふりをしてもらい、通話記録の明細送付をしてくれるように手続きをしたので発覚したのです。

ケイタイ会社も本人がいない場合 委託書や実印証明がないといくら妻でも諸々の手続きをしてくれませんから、保険証(社会保険の個人カードではないもの)を持参して友人の旦那様に「本人」になってもらったわけです。かなり危ない橋を渡っている私です。

その通話記録を確認すると、出るわ出るわ。。。依然通っていたクラブのホステスさんや女友達。(事前に主人のケイタイのメモリーはコピーしてあったのです)

女友達といっても、以前ホステスをしていたが今は職がえしてOLになっていたりなにをしているのか不明な女性とか。まったく頭にきます。

が、出会い系サイト以外はあまり気にしないように、でもちゃんと釘は刺しておく程度にしました。

ともかくがんばって働いてくれれば別にいいかなと。

ちなみに出会い系サイトは絶対にやめさせないといけないと思い、ここでもまた一策を練りました。

「ちょっと、ヘンなサイトで遊んでるんでしょ!うちに請求書がきたんだけど!」

そんなわけはない、としどろもどろの主人でしたが、それ以来ぱったりとやめたようです。


主人がいない間、主人の友人から突然電話がありました。

「お宅のダンナに毛蟹送ってくれるように頼まれたんだけど、こっちも忙しいからさ、断っておいてくれよ」

はぁ?それは。。。どういうこと?

それは主人がよく通っていた食事処のご亭主で、どうも主人がうちの叔父にお世話になっているから毛蟹をごちそうしたい、いいところを見繕って送ってくれないか、と頼んだらしいのです。

そんなバカな話が。ええかっこしいなのがこんなところにも出てます。

もちろんその夜主人にきつくお小言を言いましたが、後で話をきくところによると、その食事処のご亭主は、実は主人に二十万近い未払い金があり、主人は多分そのことを暗に匂わせて頼んだのでしょうが、今となってそんなこと知るかい、とわざわざ私に断りの電話をかけてきたのでしょうね。

本当に主人の交友関係って前述の郵便局員(保険を勧誘した人)といい。。。こんな人ばっかりです。


友人に関してはこんな人もいました。

昼間突然やってきて、「おたくのダンナにバーベキューセット貸してるからさ、返してもらいに来たよ」と、ガレージにあるバーベキューセットをさっさと車に積み込んで帰っていきました。

後で主人にその話をすると「あのバーべキューセットはあいつの借金の分をそれで返してもらったもので、借りたものではない」と。

そのご友人は婿養子なのですが、冠婚葬祭で主人の家に寄ってはシャツがなかった、ハンカチがない、と主人のクローゼットから持ち出し、一度も返したことがないそうです。



さて 友人の話ばかりしましたが、これも前述の主人の姉もすごい人です。

「うちは一人息子が今年大学入学だから出せるお金はない」と言い切ったのはしかたないとして、(ただその後ある葬祭の場で「一千万くらいならいつでも貸せるわよ」発言をしていたのはびっくりです)、ある時姑とひょっこり息子の様子を見にやってきて、主人はどうしてる、と聞かれたのでがんばってるみたいです、と話すと


「ムリなら離婚した方がいいわよ。いつまでも我慢していてもしかたないでしょ」


それって、普通「主人の姉」が言うべきことですか?

この時点で払える慰謝料も無く、自宅をもらうとしてもいつ競売にかかるかわからず、私の叔父の家で単身赴任でがんばっている主人とムリなら離婚した方がいいと?

言われた直後に「じゃあ私の生活は?慰謝料は?」と考えてしまう私にも問題はあるかもしれませんが、この姉は。。。


長くなったので一旦切ります。