『人間とはどういう生物か: 心・脳・意識のふしぎを解く』 石川 幹人 | ほんとなかよし

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だったらいいな・・・

人間らしさの源泉とは「意味をみいだす」ことである。ごく当たり前のように思えるふるまいだが、コンピュータと比較すると、どんな高度なロボットでも「意味をもつ」ことはできない。ヒトの心が「意味をもてる」がゆえに、あらゆる知的活動や人間栄華が可能になるのだ。では、その「意味」はどのように生まれるのか、そのとき意識が果たす役割とはいったい何か、無意識が意思決定を司るならば人間の自由意思はどこに存在するのか、すなわち、人間とは何だろうか…。古くから問われてきたこの問いに、情報科学、認知ロボット工学、進化心理学、量子力学などの知を横断しながら、本書はアプローチを試みる。最先端の科学研究を縦横無尽にかけめぐる知的冒険の書。


内容 「BOOK」データベースより


一見すると哲学書?と思ってしまいがちな一冊。コンピューターの人工知能研究から量子力学などの科学を駆使して人間の意識に挑むといった、自然科学系の内容になっています。科学万能主義の昨今ですが、未だ解明できない人間の意識のメカニズムを前に遅々とし時に欺きながら進んでいる科学を赤裸々に明かしてくれているのはご愛嬌といえる、それでいて今後の科学が挑戦する道筋であったり可能性などが紹介されている為に非常に面白い一冊に仕上がっていると思う。紹介にあるように多岐にわたる分野の話題が満載です、基本的には物理学や工学系の話で構成されていますので、拒否反応を示す方もおられるのではないでしょうか?例えや簡略図がふんだんに盛り込まれていますので、全く知識のない人にもわかり易い配慮はなされていますので手が出せない書物ではないと思います。慾を言えば、登場する人物や関係書物の知識などがあると~もっともっと楽しくなる学術系書物にありがちな楽しみ方も出来るのではないかなと思います。私もたくさん読んではいませんが、関連書物としてラマチャンドラン著作「脳の中の幽霊」などは有名かつ素人にわかり易い一冊なのでオススメです。少し前にブームだった脳科学系の本も良いかもしれませんねぇ。ちなみに量子力学関連の書物は、概要説明系書物が多数でていますので参考程度に読む事もオススメです。学術系の書物は、最初に面白いなと感じるか感じないかが大事だと思います、その点で本書はグッド♪冒頭の知識だけでも人に話してみたくなる内容なので興味を惹く上手さを感じました。題名の心・脳・意識といったワードに少しでも関心がある人が読めば面白い一冊。



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