『宮沢賢治詩集』 宮沢賢治 | ほんとなかよし

ほんとなかよし

本紹介ブログ(と格好つけてる読書感想ブログw)
ノンジャンル手当たり次第読んだ本を紹介♪

ネタバレ自重・的外れで独断偏見に満ちているけど
読んだ誰かが読書をちょっとだけ好きになるブログ

だったらいいな・・・

野や山を友とする自然体験、法華経に傾倒した宗教体験、貧しい東北農民を眼前にみる社会体験の三位一体の上に発想・表現される宮沢賢治(1896‐1933)独得の魅力に満ちた詩群から146篇を収録。一瞬一瞬心に映るものの中に万象の永遠の姿をみるという賢治の世界は、今日ますますその不思議な輝きを増し、読者をとらえてはなさない。


内容 「BOOK」データベースより


伊坂幸太郎「魔王」に登場した宮沢賢治の詩引用から気になり購入。有名な雨ニモマケズを筆頭に多数の詩が封入されており、詩心のある方は非常に楽しめる内容ではないだろうか?残念ながら私は詩心が無いのだろうかさっぱり理解できない(感性が足りない事が原因なのは明白だが)詩が多く残念な読書となりました。小難しい解説や解釈は出来そうにもないので、僕なりに感じた事を連ねておくことにします、内容紹介で書いてある宗教体験うんぬんの神秘的な印象はそれほど感じませんでした、これは詩心と同じく宗教的な感性を私が持ちえていない事も起因しているのかもしれませんが、神秘的よりも自然科学的な印象ですね。個人や地球の規模から離れた宇宙規模の視点で描かれているような詩が多く、超越的・神秘的と感じてしまうのではないかなぁと思います。詩集を読み終えて一つ勉強になった事は、作家の他作品や前情報無しに詩集を読むなって教訓を得た事ですね。格言集や名言集といったものがあります、たった一言でも深く考えさせられる言葉は確かに存在しますが、本来小説の中の登場人物なりが発する言葉だからこそ格言や名言として人の心に残っていくのだと思います。「生きるべきか死ぬべきかそれが問題だ」もハムレットを読まねばただの言葉です。詩集の扱いも、作者がこめた想いを読み解くためには作風や思想を理解した上で読むべきものですねぇ~☆最後に、雨ニモマケズだけ知っていたのですが・・・学校で読まされたのかなぁ~・・・詩集を読んで今まで刷り込まれてた印象が一新しました。どういう風に印象が変わったかは・・・秘密です。