失敗続きでもう後がない三流弁護士エミに、ある被告人の弁護が持ち込まれる。資産家の妻殺しの容疑で捕まった男。だが彼にはアリバイがあった。なんと事件があった夜、彼は旅館の一室で金縛りに遭っていたというのだ。無実を証明できるのは、一晩中、彼の上にのし掛かっていた、落ち武者の幽霊だけ。
エミは早速その旅館を訪れた。その夜、エミも金縛りに遭う。目を開けると、なんと!自分の上に落ち武者の姿が・・・!その名は、更科六兵衛。エミは思わず彼の手を掴むと、こう叫んだ。
「どうか、裁判で証言して下さい!」 前代未聞、幽霊が証言台に立つ!
ストーリー 公式HPより抜粋
脚本・監督三谷幸喜 出演深津絵里・西田敏行・阿部寛・竹内結子・浅野忠信・草彅剛・中井貴一・市村正親・小日向文世・小林隆・KAN・木下隆行・山本亘・山本耕史・戸田恵子・浅野和之・生瀬勝久・梶原善・阿南健治・近藤芳正・佐藤浩市・深田恭子・篠原涼子・唐沢寿明映画の良い所の一つに、キャストを列挙するだけで作品の面白さを紹介できるって点があります。「ステキな金縛り」は他作品で主役をはっているレベルの俳優が惜しげもなく登場します!これだけで期待は膨らみますよね?それでもって、名実共に評価の高い三谷監督がメガホンとなれば言うまでもないでしょう。映画の中身ですが、至って単純です!肩の力を抜いて笑って泣いて楽しめば良いと思います。深読みや謎解きに頭を悩ませる必要もありません。あれれ?と思ってもそれも計算のうちでしょうwきちんと笑わせてくれます。他の映画で・・・と書きましたが、実際他の映画に登場した人物が「ステキな金縛り」に出張出演します。これは「○○の××役そのままやんかぁ~」とか思わずつっこみを入れたくなる演出が続出します。俳優陣は今更評価するのもおこがましいでしょうw皆さん素晴らしいです!特にコメディとシリアスを使いわける役割を演じる人からは演者の怖さを感じる程の人格変更ぶりには脱帽ものでしたね♪ちょい登場の人は今までにない演技ややっぱり今までのイメージ通りの役を演じきっておられプロだなぁ~と感心しました。演出に関してはコメディタッチ基本の舞台演出・コント仕立てって印象で非常に解りやすいテイストでした、計算されて考え抜かれた演出なんだろうけど、それほど考えなくても構えなくても受け入れられるのは凄い。先日三谷監督がプロとは期待に答えるものだ~ってような事をおっしゃっていたのですが、本当ですね♪映画館の会場の空気も良かったですね~終幕後のエンドロールも席を立つ人が少なかった(ほぼ0)です。それ程余韻と何かあるって期待が残る作品だったといえますね。この空気感は是非映画館で味わっていただきたいと思います。さて、僕が印象深かったシーンを一つ。それは法廷での論争シーンですね♪言いすぎかもしれませんが検事の逆襲シーンはかの有名な「カラマーゾフの兄妹」イワン・カラマーゾフの裁判を彷彿をさせるようなゾクゾク感がありましたwこれは他作品とリンクして観てしまうって先入観が成せる事なのですかね~このほかにも旧古典でこんなシーンがあったなぁ~とか思い描ける場面が多かったです。パンフレットでは三谷監督が影響を受けた映画作品が紹介されていますので、映画通の人からすれば映画のリンクシーンなども楽しめるのではないかな?と思います。色々なモノがごちゃ混ぜに練りあわされて見事なミックスジュースが出来上がった!そんな映画でした。とっても美味しくいただきました^o^