八馬智さん

『日常の絶景 知ってる街の、知らない見方』





室外機、ダクト、通信鉄塔、消波ブロック、ダムなど、都市をつくる15の断片。ハッとする写真とちょっとマニアックなテキストは、「私たちの〈日常〉とは何か?」という問いをじわじわと浮かび上がらせる。撮って歩いて考えてまた撮る──。
その繰り返しでたどり着いた、静かな熱狂。
絶景よ、そこにいたのか。
漫画「映像研には手を出すな!」作者・大童澄瞳氏推薦。



アニメ化もした「映像研には手を出すな!」は、すごく面白くて、私の大好きな作品です。その作者さんがオススメしてる本という事で、気になったので読んでみました。


これはすごい!と驚くような光景もあれば、
こういう日常の光景に面白さを見つけ出せるのっていいよね、と思うものまでありました。


私は特に、室外機のページが面白かったです。

室外機の設置されている位置って、観察してみるとけっこう面白いです。

近所に、玄関の屋根の上に室外機を設置している家があります。初めてみた時は、そんな場所にも置けるのか、と驚きました。意識して室外機の位置を観察するようになると、こんなところに設置して大丈夫なの?と驚くことが増えました。


これなんだろう?とか、
この形面白いなとか思いながら歩くと、
いつもより日常が楽しくなりますね(*´▽`)





『人工知能の見る夢は AIショートショート集』





SF作家と人工知能学会がコラボレーション!
日本を代表するSF作家たちが、人工知能をテーマにショートショートを競作。それをテーマ別に編集し、それぞれのテーマについて第一線の研究者たちがわかりやすい解説エッセイを書き下ろしました。



AIがテーマの小説が読みたくて、調べていたらこの本を見つけました。

たくさんの作家さんの作品を読めるのが楽しかったです。


私が特に気に入った話は、
新井素子さんの「お片付けロボット」。

お掃除ロボットがあっても、物が片付いてないと意味がなく、部屋が散らかっている人に必要なのは「お片付けロボット」だっていう話です。


思わず笑ってしまいました( *´艸`)
本当にそうなんですよね。
物が多いとお掃除ロボットが動くスペースがない!ってなるので、まず物が片付いていて部屋が綺麗になっていないと意味がない。

でもその「お片付けロボット」を使っていく上でも問題が出てきて……という話で面白かったです!



他のお話では、
「私はAI。人権はないし、責任能力もないの」
と出てきて、前に読んだ長谷敏司さんの「BEATLESS」を思い出しました。

AIは、責任をとることはできないんだから、やっぱり所有者かメーカーが責任をとることになるんでしょうね。



山本弘さん

『料理を作るように小説を書こう』





「このアイデアを使ってどんな話を作ろう」と構想を練るのは、「この食材はどう料理すれば美味しくなるか」と考えること。ベテラン作家が語る創作の極意。



小説を書きたいと思ったわけではなく、山本弘さんの本だという事で読んでみました。

山本さんがどういう風に考えて小説を書いているのかがわかって、面白かったです。創作講座だけど、エッセイを読んでいる気分でした。


小説を料理に例えた説明が、意外と分かりやすかったです。

料理は誰だって作れるけど、お金を取れる美味しい料理を作るのは誰にでもできることじゃない。

小説も同じで、書くことは誰にでもできるけど、面白い小説を書くのは誰にでもできることじゃない。

なるほどなぁと思いました。




山本さんは小説には3種類あると言っています。

1、自分で書いて自分だけが読む小説。
2、親しい人のために書く小説。
3、不特定多数の読者に読んでいただく小説。


私は文章を書くのがあまり上手いとは思っていないので、小説を書くなんて無理だな、と前から思ってきました。

でも「自分で書いて自分だけが読む小説」なら気楽にチャレンジできるかなと思いました。

それならちょっと書いてみようかな~なんてσ(*´∀`*)




この本は山本さんの自身の小説について色々と書かれているので、山本さんの小説を読んだことがある方にオススメします。