どうされましたか

連日足を運ばれること
とても嬉しく思います

ですが それは
彼女が蝕まれてることに
比例するのでしょうか


彼女は本当に彼女ですか


彼女は


なにを急に仰るかと思いました

私のことなど

私よりも
彼女を思っていただきたい


毎晩少しずつ生気を奪えば
彼女は救われるかもしれない
欠かさずにやり続けていれば


それも失敗に終わるんでしょうね






失礼しました 失言でしたか

私はただ リミットを
提案しただけなのですよ

彼女が狂っていく

狂って 創って 壊して

彼女の全てが
マイナスではないのです

プラスの部分が侵食され
狂った思考だけが
彼女に残っていく

彼女はふと思うはずです

苦しいのは嫌だ と


だからリミットの提案を


痛いですよ
馬鹿なことを言うなと
そう仰るのですか


リミットを設けることで
彼女は死に物狂いで
事を進めるでしょう

自分は狂いながらも生きている

その生半可な生を
抱えているうちは

彼女は堕落する一方なのです


御主人様
彼女はそれだけで
満足なのです


御主人様が思っているより
彼女には先がないのですよ

もしかしたら彼女も
創り者かもしれませんね

全ての罪を
彼女に償ってもらえば
彼女は傷つかない

小さな子どもが
考えそうなことでしょう





昨晩は
酷く荒れて
いらっしゃいましたね

えぇ 音には敏感ですので

唯一情報を得られるのは
今の私には耳しかございません

御主人様が早く
私を解放してくださらないかぎり
私はここにいるしかないのです


私がここにいてもいなくても
何かが変わるわけでは
ありませんが


ただ彼女から逃げている


それだけです
いいのですよ

御主人様が何かなさらなくても
いえ
御主人様がなされる必要など
なにもないのですよ





今宵は
出歩くものではありません

御主人様
私を囲い 満足なさいましたか

私は
壊れることを拒み
彼女の一部になりませんでした

また彼女も
私を拒み 手放しました

そんな私を
御主人様は
どうするおつもりなのですか


私は
過去にしがみつく者

私は存在しない

私が亡くても
誰も悲しまないのです

だから彼女は
悲しんでくれる人がいるうちに

自らを壊そうと
しているのですよ

壊して 創って
それを繰り返して
彼女は狂っていくのです





お気づきになられましたか
彼女は
再び眠りにつかれました

その代わりが
はい 代わりですよ

彼女は逃げられたのです
突き付けられる事柄に
彼女は参ってしまわれた

誰にも助けを求めない彼女は
代わりを創るのです

代わりの者は
ただそれをこなし
そのわけを知りたがる

それを知る前に
彼女は壊してしまうのです

そして壊れた彼らから
新しいことを学び
彼女はまた代わりを創るのです


これは仕方がないことなのですよ