
ジョン・マニング
1971年の唯一のアルバムです。
オープニング、
アコースティック・ギターの響きは、おそらくスティールの弦の響きでしょう、
温かな響きというよりは、透明感が高く輪郭のくっきりとした音色。
紡ぎだされるメロディは繊細で美しい。
そして、やさしく温かみのある歌声。
一気に彼の音楽の世界に引き込まれます。
リズム感のある楽曲もありますが、大半はセンシティブなサウンドが奏でられています。
冬の冷たく澄んだ空気を感じさせるような、味わい深いサウンドだと思います。
じんわりと心に響くS.S.W.作品かと思います。