
ラリー・マーレイ
1971年のアルバムです。
L.Aカントリー・ロック・シーンの創世記から活躍していたラリー・マーレイが、
ハーツ&フラワーズ解散後に発表した唯一のソロ・アルバム。
アコースティック・ギターの繊細かつ美しい響きで始まるオープニング。
やさしくナチュラルな歌声。
パーカッションの音色やバックでうっすらと響くフルートの音色が、
まろやかろやかな雰囲気を醸し出しています。
作品全体は、ゆったりとした雰囲気で、どこか懐かしさを感じさせるサウンドになっていると思います。
コーラス・ワークは、とてもさわやかで印象的。
また、フィドルやマンドリン、スティール・ギターなどの響きは、
ほどよくカントリー・フレイバーなサウンド。
スワンプ・ウォーターやニッティ・グリティ・ダート・バンドのメンバー、
ジョン・デイヴィッド・サウザー、ポール・パリッシュ、バド・シャンクなど
豪華なミュージシャンも参加しています。
