お留守番 | 酒とアニメの日々(鯱雄のオフィシャルブログ)
深夜

……ふう、すっかり遅くなっちゃった。

ウンコの様子を報告しにチャトランさんのところに行ったら、 一晩まるまる話しこんじゃったよ。

一日くらい大丈夫かなって思ったけど、 やっぱりウンコには悪いことしちゃったかな?

でもまあ、 ウンコのお母さんにも会えて、 いいみやげ話もできたことだし……


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「ただいま……ウンコ?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「……ウンコ……?」


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「うるるるるるる・・・・・・」

「ど、どうしたのかなー?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「なんだよ。そんなすごい顔でにらみつけて…。
だまって一日空けたくらいでそんなに怒るなよ」

「・・・・・・ご主人様って、 あたしのこと、どうでもいいんだ。」

「はぁ!?」


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「お部屋にずっと閉じ込めて、 一人ぼっちでほったらかしにして、 それでなんでもないんだ!!」

「別に~、なんでもないけど~」

「ずっとあのままで死んじゃってもかまわないんだ! あたしのこと大嫌いなんだ!! きっとそうなんだ!!!」

「(ぷちっ。)
バ~カ、おまえが死ぬわけないだろ。 いつまでも怒ってないで、クソしてさっさと寝ちまえ!」


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「みぎゃあああああああああ!!! 殺してやるー!!!!!!」


がりぃぃぃ!!


痛てぇぇぇ!!
俺の手を思いっきりひっかいたぞ!?
こ、このクソ猫、 すこしは悪いと思ってやさしくしてやろうと思ってたのに!!!


「(ムカムカムカムカムカムカ) ・・・そうか、そんなに外がいいか。」


バンッバンッバシッバシッバンッバンッバンッバンッバンッバンッバシッバシッバンッバンッバンッバンッバンッバンッバシッバシッバンッバンッバンッバンッ
バンッバンッ、ぐりぐり、バシッバンッバンッバンッバンッバンッバンッバシッバシッバンッバンッバンッバンッバンッバンッバシッバシッバンッバンッバンッバンッバンッバンッバシッバシッバンッバンッバンッバンッ
バンッバンッバシッバシッぐりぐりぐりぐり、バンッバンッバンッバンッバンッバンッバシッバシッバンッバンッバンッバンッ
〒∀^Z^H<●※^H
●※^H△^Z^Z^Z※◎※▼!!!!!!

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俺は原材料:ポスター5枚重ね(万能文化猫娘3枚、真ゲッターロボ、 To Heart(委員長)各1枚)の精神注入棒で心行くまでおしおきした。
その後、顔だけ出した状態で重ねたコンビニ袋に詰め込んで、ベランダの手すりから吊るした。

「おまえの望みどおり外に出してやったぞ。うれしいか?」

「・・・・・・・・・・・降ろしてよ・・・」

「ざ~けんな、クソ猫!!
ご主人様を引っかくなんざ100万年早いわ。
反省するまでそこで頭を冷やしてろ。それからな、俺はおまえのことが大嫌いだ!
おまえを飼ってやってるのは、毎月のショウで賞金が入るから、そのためだけに置いてやてるんだ。
ウンコのくせに『一人ぼっち』とか『嫌い』とかクソ生意気なことを口にすんじゃねえ!!」

「ふ、ふみゃーご・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

そのコンビニ袋は3日間、風とお友達になった。