最近、おかし箱の中にある甘納豆を取り出してみて、「甘納豆」の文字をしげしげと見てたらば、久しぶりの拒否反応が。
何故かというと、昔すごい誤解をしてたことを、突然、思い出したからだと思い当たったんです。
それは「甘納豆」って、「納豆を甘くしてるおかし」だと思っていたという事。
イメージとしては、乾燥してある納豆に砂糖をまぶすような。
それで食べなかったし、買わなかったし。(笑)
私、結構子供の頃から偏食で、いろんなものが食べられませんでした。
例えば、野菜全般駄目だった。
キュウリ、ニンジン、カボチャ、生のキャベツ、セロリ、エトセトラ、エトセトラ
大人になるにつれ徐々に、知らない内に食べられるようになったけど、それでも、納豆は20歳位まで食べられませんでした。
それで一番困ったのは、精神の病院に入院した時の食事でした。
朝の御飯で、白御飯と納豆だけという日が時々あったんです。
さて、どうする
朝食を抜きにするか?
いやいや、食べないわけにはいかないので、周りの人のやるのを、じっと観察して、葱いれて、醤油入れて、食べたんです。
これが美味しくて!
何で今まで食べなかったんだろう。
食わず嫌いってこわいわー!って思いました。
もう、今では大好物です。
甘納豆と甘い納豆の誤解は、あっさりと解けた事を思いだし、甘納豆は私の胃のなかに収まりました。