>配信限定EP盤
>タイトル:color><timer
>アーティスト:夕食ホット
>リリース日:2020年 4月 27日
>記事作成日:2020年 5月 28日
聴きました!
いやぁ、超絶久しぶりに聴いたぜ夕食ホット。
1st.『定食ホット』が結構好きで繰り返し聴いてて、2nd.『1903』もチェックは入れてたけど、それ以来ですね。
『color><timer』
サウンドもアレンジも、カッコいいな。適度にクセがあり、でもキャッチー。一見とっ散らかってるような、だけど実はかなり緻密に組み上げられているピアノとギターに、「あー、夕食ホットってこんな感じだった!!」と懐かしさに似た興奮が。売れたいんだか売れたくないんだか、迎合したいんだか突き放したいんだかすらよく分からない(褒め言葉)けど、甘美な魅力を放っている事だけは確か。ぼくのイメージの中の夕食ホットはもうちょっと甘味が強めだったけれど、この曲(というかこのEP)はそれよりももうちょっとソリッドでクールで、カッコ良い。
『ルーム』
ラップ…というのとも違うんだろうけど、喋るように展開するボーカルが特徴的。でもリズムはガッチリと押さえているので、うんやっぱりちょっとラップのような気持ちの良さを感じます。まさに、音が楽しめる。
基本的には全編柔らかいウィスパーボイスで歌われているんだけど、ビキニだけどーしたよ⁉︎(笑)
『春が来たい』
「来た」んじゃなくて「来たい」だった。ぼくのミスタイプではありません(笑) あくまで、希望。
うん、ぼくの中での「夕食ホットといえば」な曲。ピアノがうららかに歌い、ギターがヒネクレた音を出している(褒め言葉)。
『ルーム(Live)』
最後は、収録曲のライブバージョン。2曲めの時に「この曲、ライブでやるの難しいんじゃないかなー」と思ってたら、4曲めでその“答え”を聴かしてくれました(笑) ピアノが比べ物にならないくらいエモーショナルになっていて、だからアレンジは変わらないのに別の曲感がありました。反対にボーカルは、物凄い再現率だなーと。
特に拍手の音であるとかオーディエンスの気配的なものは収録されていないので、どっちかっつーと“別Mix”って感じがしますね。
そんな、計4曲。
いやぁ、久々に聴いたけど、良いですねぇ。じんわりと沁み入ってくる優しい音と言葉。でも、優しいんだけど、なんか端々でそれと正反対の、憂いであるとかシニカルな雰囲気の言葉が混ざっているからドキリとするんですよね。気が抜けないというか。甘ったるいだけじゃないその感じが、なんか好きなんですよねぇ。ほんとに、サウンドだけ聴いてれば心がポカポカになるのに、歌声と歌詞に注目すると途端に切なくてヒヤリと冷たいものを感じる。
良いですねぇ。
お気に入りは、
#01 『color><timer』
#02 『ルーム』
この作品が好きなら、
・『BUFFET』/山田エリザベス良子
・『コミカルライフ』/ROCO
・『AROUND THE CORNER』/Sugar me
などもいかがでしょうか。
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