>オリジナルミニアルバム

>タイトル:AROUND the CORNER
>アーティスト:sugar me
>リリース日:2015年 11月 4日
>記事作成日:2016年 3月 4日





聴きました!

最近のマイブーム、ジャケ買い(&ジャケ借り)で手にした作品。
まったく予備知識なく、音も一切聴いた事がない状態で再生ボタンをぽちっとな。



『Rabbit Hole Waltz』
とても優しくて、柔らかくて、穏やかなワルツ。こういう音楽なのね! 英詞なのね‼︎   こういうスタイルなのね‼︎!   予想とは違ったけれど、これはこれで嫌いじゃないです。

『Emily』
ウッディなアコースティックサウンドと、美しいコーラスワークが特徴的。何となくメルヘンで、どことなくメランコリック。外国の童謡のような可愛らしさと、そこはかとない切なさが同居していて。心が、キュッと締め付けられるような、そっと温かくなるような。不思議な感覚。

『Watch Your Back』
ますます不思議でメルヘン。まるでサーカス小屋で観るサーカスのように、甘美で妖しげな空気感が漂う曲。優しい空気と、可愛らしい空気と、得体の知れない怖さ。それらがない交ぜになった、とても幻想的で魅惑の音楽。

『To Be Alright(Sugar me band ver.)』
基本的な世界観は変わらず、だけど今度はカジュアルなポップネスが弾ける曲。“band ver.”という事は、きっとソロversionもあるんでしょうね。ドラムの刻み方とかどこかとぼけたように大らかな響きのベースとか、バンドが鳴らしている音が好きです。

『La Nuit Secrete』
こちらも陽性の空気が広がります。これ、英語じゃないですよね…フランス語とか、そっち系? 鼻から息の抜ける感じが、フランス語っぽい(全然違うかもだけど 笑)。とても洒脱な、北欧のポップスっぽい曲です。

『I Don't Know Why』
これも鼻から抜ける感じはあるけど、こっちは英語かな。しなやかで流麗で、とてもとても美しい曲。ブラシスティックなのかな、ドラムの音もとても優しい。アコーディオンは丸みを帯びつつも賑やかに。とても心が軽やかになる曲。

『If I Could Tell』
アコギのストロークが優しい曲。線の細いボーカルが儚げで、メロディもフワフワしてて、とても繊細な曲。淡くて、大らかで、ちょっとだけ切なくて。うん、やっぱり北欧のポップスのような空気感がありますね。

『Spider WEB』
ラストはカラフルに弾けるポップチューン。跳ねるリズムが軽快で爽快な、“珠玉の”という枕詞がぴったりハマるポップチューン。まるでロリポップキャンディーのように、気軽さと賑やかさと楽しさを放つ曲です。



そんな、計8曲。

スウェーデンポップスとか、そういう系の匂いを感じました。一方で、日本的というかJ-POP的というか、そういったフレーバーもミックスされていて。多国籍風というか、無国籍風というか、そんな不思議な感触。

うん、これは当たりだ。





お気に入りは、
#02 『Emily』
#03 『Watch Your Back』
#07 『If I Could Tell』
#08 『Spider WEB』





この作品が好きなら、
・『Hue Circle』/Yeye
・『Harfway To You』/Mayu Wakisaka
・『Landscape』/南壽あさ子
などもいかがでしょうか。





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