日本に住む外国人が何を思い、何を是とし、何を非とするかを知りたいという好奇心。それが原点になっているため、様々なバックグラウンドを持つ人にお会いしたい。
 
というのが、動き出す前に書いた理想でした。1年もしないうちに入国が制限され、失業者も増えるという状況になり、お会いできたはずの人にも会えないのかと現実を認めたのが半年ほど前。
 
そこで、国内だけではなく、国外にも目を向け、あるサイトを見つけました。国内のものとは勝手が違い、質問しても相手によって回答内容や速度にムラがあり、夏の終わりにようやく登録できました。
 
1か月だけ検索ページの上位に載せてくれるというオプションがあり、ドキドキしながら待ちましたが、問い合わせゼロ。一層のこと、退会しようかと思っていたところに連絡をくれたのがMさんでした。
 
 
 
 
フランス語でレッスンするのは1年半ぶりです。日本語が話せるだけで外国人に日本語が教えられないのと同様、外国語が話せるだけでは、外国人に日本語は教えられないのはよくわかりました。
 
この1年半でどれだけ成長できたかを確かめる機会。使う言語は違っても、その人に合ったレッスンを形作るというのは同じです。今後にも役立つはず。
 
注意点:
 
・能力不足をフランス語のお喋りで補おうとしないこと。ただの文化交流、言語交換になってしまうから。

・必要な物を必要な時に伝える。
 
・話し好きの人はじっと話を聞くのが苦手かもしれないのでテンポよく進める。

 

・画面を共有して、問題練習を解いたり、サイトを見せたりするよりも、顔を見ながら話すようにする。

 

・日本にいる家族は関東在住なので、アクセントに気を付ける。

 

Mさん、なんだか訛っているわね。

日本語の先生はどちらの方?

大阪です。

やっぱり。

 

なんて会話が繰り広げられることのないように。