合気道2段の腕前

 

茶道と書道を嗜んだこともある夫

 

 

 

来日前には、パリのLangues O' (INALCO)で2年間みっちり日本語を勉強

 

そんな夫に事あるごとに言ってしまうのが

 

Tu es vraiment indécis.

まったく優柔不断やねんから

 

旅の行き先を決めるのは毎度のこと、家の購入から結婚まで私から申し出ました。

 

美術館デートの後に、さらりと

 

私 : On va se marier ?   結婚する?

 

夫 : Oui  うん

 

カッコよく決めました。

 

 

いつも言われっぱなしの夫ですが、たまに反撃します。

 

あるとき

 

Venir au Japon a été ma plus grande décision.

日本に来ることが、人生最大の決断だった

 

と言われ、返す言葉が見つかりませんでした。

 

私にはフランスに永住するほどの勇気はありません。

 

日本に来るのは、私と出会う前から決めていたこと。失業率の高い国で生まれ育った夫。

 

幼いころからフランスで働くことに希望を持てず、美大を卒業するころには、母国を離れることを決意。

 

異国での就職活動も経験しました。畑違いの履歴書とデッサンを片手に、面接を受けては落ちての繰り返し。側で見ていてもなかなか大変そうでした。

 

グラフィックデザイン事務所に勤めて、14年目。来日してからは18年目。個人的に仕事を頼まれることも増えてきました。

 

その一つが、フランス語の教材用イラスト。依頼主は、息子の先生です。

 

契約上、イラストをブログに載せられないので、以前、フランス語と英語を教えていた時に描いたものです。
 

そして、夫の描いたデッサンをお店に起用してもらえることになりました。少し前にブログで紹介したフレンチレストラン、Comptoir15

 

 

その二軒隣にフレンチデリとセレクトワインの店がオープンします。その名もA Côté du Comptoir(ア・コテ・デュ・コントワール)「コントワールの隣」という意味。

 

商品を包装する袋にフランス語を入れたいと言われ、お店の繁盛を願って、ことわざを選びました。

 

Petit à petit, l'oiseau fait son nid.

 

鳥は少しずつ巣を作る 

→ 何事も少しずつ努力を積めば、いずれ成就する

 

写真は、先週の段階の店内ですが、鳥が巣を作るように素敵な内装に仕上がっているはずです。

 

 

店頭の看板に描かれているのは、フランスの田舎風景。白い紙とペンがあれば、自然に手が動き出す夫が、その場で描いたものです。本日オープンだそうです。