アスペルガーであるということ | 風にふかれて ふんわりと  (湘南の風便り)

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香港から帰国して既に10年が過ぎて、家族もそれぞれに変化しました。そんな家族の日常の光景を海からの風に乗せて発信していきます。平凡を期待しつつ、波乱万丈気味の一家ですが、精一杯に生きてます。

最近では、アスペルガー症候群・障害という診断名は、自閉症スペクトラムとなりましたが、息子の6歳当時はアスペルガー症候群という診断名が用いられていました。

 

子育てする上で、このことが全く影響しないかと言えば、こだわりの強さや独特の個性というか、普通と言われることとは違うことが多く、集団で過ごす場合、本人の混乱もありましたが、周囲に理解されないことゆえの問題があって、それとどう向き合うかが大変だったと思います。

 

息子と過ごす、成長を助ける親としては、診断名があるとか、どんな診断名かは全く気にならず、面白くて、感性が豊かで、すごいなあって思うことばかりで、面白かったですが。

教育機関との関係においては苦慮することは数知れず、でしたけれど。

 

現在の息子を見て思うのですが、生まれ方もいろいろ、親子の関係もいろいろ、そもそも、人は誰ひとり同じということもなく、息子は息子でしかないわけで、それでいいのではないかと、母は今も楽観的に思っております。

 

ブログ歴も長くなりましたが、近年のブログは息子への配慮から、アスぺのことも話題にしなくなりました。

これは、本人が気にしているからではなく、息子の活動に配慮してということになります。

 

ネット社会になり、誰がいつどこで、何を見つけるかわかりません。

少しばかり息子が人に見られる側になって、その活動の妨げにならないように、という気持ちからです。

息子もアスぺであるという自分について、一時期は普通であることにこだわったりもしましたが、別に人と違っていいじゃない、という母の口癖のせいでしょうか・・・割り切ったとは思いませんが、違うということに意味を見出しているようです。

 

 

このブログではコメント欄をある時期から閉鎖しておりますが、メッセージはいつでも受け付けております。

前の記事のことや発達障害、アスぺのことなどなど、私の経験が役立つことがあれば良いなと思っているので、お気軽にメッセージをください。必ず、お返事しますので。