ヨットのリフォーム エンジンなど | 築古戸建ての セルフリフォームにっき

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兵庫県の某市内に築古の戸建てを購入しました。
部屋数が多いので、リフォームしてシェアハウスを作ろうかと。
リフォームはできるだけ自力でやってみたいと思っているところ。
2018年3月末で脱サラしたので、専念できます。

2018年度内の完成を目指す!

 

家のリフォーム  以外の話になります。



今回もヨットのリフォーム、 といいますか、ヨットの整備の話です。

 

 

トイレが使えるようになったので、次にエンジン整備を行いました。

整備といっても素人ですし、できる範囲の整備 です。

 

 

ヤンマー製 13馬力の 小さいディーゼルエンジンです。

ヨットは風で走る が前提なので、港への出入りなど、補助的な動力として使うので

小さいのかなと思います。

港の外でも、けっこうエンジンは使うのでしょうけど。

 

 

実際、エンジンで走るとき、とても遅くて、潮汐の流れの影響をもろに受けます。

 

 

主に整備した内容 ①~⑤

 

  

 

 

①オイル交換、オイルフィルタ取替え

 オイル交換は、以前、バイクのオイルを交換した以来です。

 念のため、ヤンマー純正のオイルを使用。

 フィルターなど、ネットで購入しました。

 

 先ず、古いオイルを取り出しますが、車やバイクのように下のネジを緩めて

 流し出すことができないため(スペースが無い)、オイル量確認用の穴からポンプを使って吸い出します。

 

 狭いから、作業が大変・・。

   

 

 

 手動のポンプを探したけど、いいのが見つからなかったため、電動ドリルを

 使うタイプの簡易ポンプを購入。 シンプルで、けっこう便利。

 

   

 

 写真無いですが、新しいオイルは、エンジンの上部から、ホースを使って入れます。

 2リットル(エンジン小さいので少ないな・・)。

 

    

 

 オイルフィルタの取替  新旧

   

 


② Vベルト取替え 

   小さいヒビが入っているような・・。でも実際まだ使えると思ったけど、2本とも取替え。

 

   

 

   

   

 

 

③ 冷却水(海水)循環用のインペラ取替え、ホース取替え
  

 このエンジンは、海水を循環させて、エンジンを冷却するタイプ。

 循環させるための羽根車(インペラ)は、劣化するし、重要な部品のようです。

 取替えることにしました。

 

   

 

 ケースの中にあるのがインペラ。ネジの腐食具合を見る限り、かなり長い間

 蓋を開けたようには思えない。 ショックドライバでやっと緩めることができた。

 インペラは欠けてはいないし、使えないこともないけど、取替える。

 

 

 ケースをよく磨いて、新しいインペラを中に入れる。

 パッキン部分は、念のためガスケットシール剤も使ってきっちり封印した(つもり)。

 

  

 

  冷却水に関連するホースも、見た目にヒビが入ってたりして劣化しているものは

  取り替えた。

 

 

 

④ エンジン用の防食亜鉛取替え
  

    水中(海水)に異なる金属を接合した部品を入れておくと、イオン化傾向の違いにより、

  片方の金属の腐食が加速するようです。そのため、腐食しやすい金属を故意に入れることで、

  本体の腐食を防ぎます。

  そのため使う金属が、防食亜鉛 です。 犠牲陽極 とも呼ばれます(だったと思います。)。

 

  写真の上の部品が、取り外したもの。亜鉛はあとかたもなくありません。 

  しばらく取替えてないようです。

  下が新品の亜鉛です。これを上の部品に差し込んで、本体に取付けます。(説明下手・・)

 

   

 

 

 新しい亜鉛を取り付けた状態。

 これをエンジン本体にねじ込む。

  

 

 

⑤ 燃料フィルタ取替え
  

  燃料フィルタを取替えた場合、後で、エア抜きをする必要があります。

  エア抜き用のポンプが横についているんで、動かしてみたけど、なんか、ちゃんと動いている

  ように思えなくて・・。 壊れているんじゃなかろうか。

 

  オイルフィルタ取替えは、ヨットに乗る機会の少ない(たぶん乗らない)冬にやることにします。

  エア抜きに時間を要するような、いやな予感がしたので。

  取替えてなくても、問題ないんじゃないか。

 

 

 

 

その他

 

〇 清水の交換

 

 このヨットには、200リットルの水タンクがついていますが、何年も換えてないないとのことで、

 いったん全ぶ捨てて、あたらしく水道水を補給しておきます。

   この水は、主に生活用に使うものです。

 

 座席の下に、200リットルの水タンクあります。

  

 

 

  

 

 

オイル交換と同じように、電動ドリルを使うタイプのポンプを使って排出。

(もちろん、水 専用として別を購入)

 

  

 

 

今回、電動ドリルタイプのポンプを使ったけど、緊急時に船底に溜まった海水もポンプで出せるように、

12Vで動くポンプを用意していた方がいいなと思いました。

 

 

 

〇バッテリー充電

 

  

 

ある日、ヨットに行ってみると、なんと、バッテリーがアガってまして。

電灯などつけっぱなしにしてたわけではなく、バッテリー液が干上がってたためです。

 

 

うかつでした。 「バッテリーは新しいから、しばらく大丈夫。」と言われていたので、

全くチェックもしてませんでした。(はい、言い訳です・・。)

 

 

大型トラック用だと思われるバッテリーが2つです。

一つ、20kg以上あったんじゃないかな。

自動車まで、300m運んで、家に持ち帰って充電して、また持ってきました。

しんどかった。

 

 

アガッったので、寿命が短くなってるだろうと思う。

しばらく大丈夫じゃないかと思うけど、気をつけることにする。

 

 

 

 

 

 

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今回、初めて航海に出ました。

航海といっても、近くを半日走っただけですが。

 

一人だと、やっぱり緊張します。

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

エンジンを止めて静かな中で、風を受けながら進むのは気持ちがいい。

バイクに似た爽快感。

 

 

ロープを引っ張ってセールを一人で操作するのは体力を使います。

慣れてないので、無駄な動きが多いせいでもありまして・・。

 

 

のんびりボーっとしていると、大型船舶に警笛を鳴らされてしまいました。

航路を邪魔する可能性があったからです。

あぶない・・気をつけないと。

 

 

警笛を鳴らしたJFEの大型船。 もちろん、避けた後に撮影です。

付近に工場が多いので、こういう船舶がしょっちゅう通ります。

 

  

 

 

水島コンビナートなど、工場が近い。

 

  

 

 

 

 

これから寒くなるので、乗る機会は減ると思う。

来年の春に向けて、時間がある時に整備を進める予定です。