こんなニュースが入って驚きました。
東京の繁華街・銀座の中心地から音楽文化を発信してきた
「山野楽器」銀座本店が、CDや映像商品の販売を7月末で
終了することが28日分かった。
戦前からレコードを取り扱ってきたが、
2019年には1階中心のCD売り場を4階に移動させ、
販売スペースも縮小していた。
日本レコード協会の統計では、CDなど音楽ソフトの年間生産額は
ピークだった1998年の約6075億円に対し、
昨年は約2207億円。コロナ禍明けの音楽イベントの活況や
Kポップ人気などにより若干持ち直してはいるが、
インターネット配信による音楽視聴が中心になる流れは
止めようがないのが実情だ。
各支店でのCDの販売は今後も続けるという。
えっ~~~~驚いてしまいました。
私が東京にいる頃は銀座で働いていたので
それこそ時間があったら山野楽器の本店でレコードとかを
買っていたんです。
PAUL McCARTNEYの『ALL THE BEST』、
QUEENの『ホット・スペース』、
初CD化されたときに買ったBEATLESの『ABBEY ROAD』・・・
いろいろ思い出が詰まっている場所なんです。
山野楽器本店というと本店の前でDEEP PURPLEの
ロジャー・グローバーとすれ違ったりした思い出も・・・
CDが出始めたころは「CDなんてそんなにすぐ売れないでしょう~」
なんて新設のCDコーナーを見ていたら
数週間後に山野さんに行ったら1階メインの場所全部が
CDコーナーになっていて、アナログは1階の奥の奥の
片隅に追いやられていたこと覚えています。
あれはショックでした・・・
そんなCDすらも今となっては「配信」にその座を
譲るしかないというのが悲しいです・・・
「配信」って若い人には便利なんでしょうけど、
音楽聴くスタイルがことなると、
私なんかついていけませんね・・・
私には何か楽しみをそぎ落として、簡単さや楽さを
優先しているのかなって思います・・・
今の方にはジャケットなんていらないのでしょうね・・・(T T