Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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BEATLESを中心とした洋楽とニャンコの日々の生活をアップ。

DORIS TROY/DORIS TORY
1. Ain't That Cute 
2. Special Care 
3. Give Me Back My Dynamite 
4. You Tore Me Up Inside 
5. Games People Play 
6. Gonna Get My Baby Back 
7. I've Got to Be Strong 
8. Hurry 
9. So Far 
10. Exactly Like You 
11. You Give Me Joy Joy 
12. Don't Call Me No More 
13. Jacob's Ladder
Bonus Tracks
14. All That I've Got
15. Get Back
16. Dearest Darling
17. What You Will Blues
18. Vaya Con Dios
DORIS TROYという名前を聞いて、どれだけの方が知っているのかなって
思ったりもするんですけど、やはりBEATLESのAPPLEレーベルから
アルバムを出しているという事で、ご存知の方も多いでしょうね。
DORIS TROYはAPPLEを離れていろんなセッション・シンガーとして
有名な方なんです。
John Lennonの「Power To The People」やStonesの
「You Can't Always Get What You Want」、
Pink Floydの名作『狂気』などにも参加している人です。
今回紹介するアルバム『DORIS TORY』は、
APPLEレーベルから1970年に発売された、
彼女の1stアルバムなんです。
プロデュースは彼女自身でやっているんですけど、
この参加メンバーをみたら普通この参加ミュージシャンの
誰かに頼むか、有名なプロデューサーに頼みたく
なると思うのですが、ここでのプロデューサーとしての仕事を、
彼女は十分に果しているのが、このアルバムを聴くとわかります。
アルバム全曲で、George HarrisonとRingo Starrが演奏に
加わっていますし、他にもEric Clapton、Stephen Stills、
Peter Frampton、Billy Preston、Delaney Bramlett、
Bonnie Bramlett、Klaus Voormann、Rita Coolidge ・・・
といった豪華メンバーがバック・アップしているんです。
更にジャケットがJohn Koshですから凄いです。
これだけのメンバーが揃っていても、
彼女のヴォーカルはまったく他を寄せつけない迫力で、
歌っているのに驚いてしまいますよ。
収録されている曲の制作者も凄くて、
「Ain't That Cute」「Give Me Back My Dynamite」の2曲は
GeorgeとTORYの共作ですし、「Gonna Get My Baby Back」
「You Give Me Joy Joy」はGeorge、Ringo、TORY、Stillsの共作、
「Special Care」はStillsの単独作、「I've Got to Be Strong」は
同じAPPLEレーベルのJackie Lomaxとの共作、
「Exactly Like You」ではKlaus Voormannの単独作などなど、
本当に凄いです。
これだけ集まっていたら凄いのはわかりますが、
全曲これだけ素晴しく仕上げているのは、彼女の歌唱力の
素晴しさがあるからだと思います。
R&Bあり、ブルースあり、ゴスペルありと、
本当に飽きのこない素晴しいアルバムなんです。
参加メンバーからすると、こういったブラック・ミュージックを
やっている人も、多いとは思えませんし、
どちらかというとロック色が強いのではと思うんですけど、
これがどうしてどうして・・・どのジャンルも素晴しい
出来なんですよね。
私のようなロック好きな人間からすると、
ロック・ミュージシャンによるブラック・ミュージックの
アプローチの方が、すごく肌にあっていて聴き込んでしまいます。
アルバムを通して聴いていると、あっちこっちで聴きなれた
ギターやオルガンやドラムスが聴けるので、
浮き足だっちゃいそうなんですけど、
それにも増して彼女の迫力ある伸びの良いヴォーカルが、
私を離さない感じなんです。
多分一曲目の「Ain't That Cute」のノリのよい曲を聴いたら、
ジャンルを飛越えて皆さんノッちゃうと思います。
私なんか聴いてて嬉し泣きしそうですから。
イントロはEric Claptonのソロから始まりますし、
そのバックではRingoのドラムスが聴こえているわけですし、
Billy Prestonのキーボードも絶好調!!
それにGeorgeの控えめなギターにも感動しちゃいます。
この勢いで、ずっとアルバムが流れて行くのですから、
まったくたるみのない内容となっているんです。
こんなに凄いアルバムは、多くの人に聴いてもらいたいです。
ブラック・ミュージックに詳しくない私でも、
胸が熱くなってノッちゃいましたから。
今「Special Care」が流れているんですけど、
ホーンが効いていてノリノリです。
それにRingoのドラミングが凄いんですよ。
本当に大活躍です。
このアルバムには、ご覧の通りボーナス・トラックが
5曲収録されていますが、ボーナス嫌いの私も、
この5曲には感動して白旗状態です。
BEATLESの「Get Back」のカバーが素晴しくて、
個人的には彼女のカバーが一番好きかも。
それにしてもブラック・ミュージシャンって、
「GET BACK」をカバーする人多いですよね。
演奏を聴いていても、このノリがなんともいえない
のでしょうね、きっと。
私のようなものでは、このブラック・ミュージックの
世界観が表現出来ないので、一曲一曲の説明は
控えさせていただきますが、このアルバムは本当に多くの人に
聴いていただきたい名盤なんです。
まだ聴かれた事がない方は、ぜひ聴いてみて下さい。
絶対に失望するような事はないと思いますよ。
最後に、DORIS TROYは2004年、67歳でこの世をさっています。