HELP IS ON IT'S WAY/LITTLE RIVER BAND | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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HELP IS ON IT'S WAY b/w DAYS ON THE ROAD/LITTLE RIVER BAND
LITTLE RIVER BANDを初めて聴いたのは79年ヒット曲「Lonesome Loser」でした。
この曲を聴いた時は凄くキャッチなメロディーで即飛びついて、

次の「Cool Change」も結構聴いていたんですけど、

その後はあんまりハマらなくて・・・
今回アップしたのは彼らが初めてUSでブレイクした『Diamantina Cocktail』から
カットされた「HELP IS ON IT'S WAY」です。
出足から跳ねたベースの音に導かれて、さわやかなギターがかぶさって
曲がスタートしていきます。
歌メロも歯切れの良い感じでなかなか惹きつけられますし、
サビ部分もキャッチーでフックがあっていいんです。
この曲では中間場で落ち着いた曲調に転調して
曲にメリハリもつけているんですけど
個人的にはここまでの転調が必要なのかなって思うんですよね。
メジャーなメロディーでグイグイ押して行っても十分にヒットしたと思いますし
もっとヒットしたんじゃないのかなって思うんですが・・・
転調する部分をまるまるイントロを再現してもかっこいいのではって
勝手に想像しちゃうんですけどね~。
曲調もわかりやすいので尚更ストレートに流れて行ってよかったと思いますが・・・
でもこの曲がUSでヒットしたことによって、その後の彼らの連続ヒットに
つながるわけですから、記念碑的な曲になっていることは間違いないですね。
それにしてもバックのコーラスはいつ聞いても素晴らしいですね~。
のちのヒット曲「Lonesome Loser」でもその美しいコーラスを
しっかり聴かせてくれていますけど、この曲でも本当に美しいコーラスを
堪能してしまいます。
さてB面の「DAYS ON THE ROAD」は76年に発表されたアルバム
『DAYS ON THE ROAD』に収録されていた曲で、
なかなかインパクトのある重めの曲なんです。
この曲がアルバムMADEのトップでスタートするんですから
ちょっと驚いちゃうんですけど、曲自体は凄くよくできていて
惹かれる楽曲だと思います。
ややゆっくりとした感じの曲ですから聴く側が最初から落ち着いて
聴けるような雰囲気を作ってくれています。
この曲での聴きどころは間奏のフルートでしょうね~
凄く曲の雰囲気に合ったソロで、聴いてて本当に曲の雰囲気に
あったソロを聴かせてくれていると思います。
それに対して多分Ric Formosaが弾いているギターなんですけど、
ソロとかでは結構キンキンな音が気になってしまうんです。
私がキンキンの音をしたギターはあまり好きではないという事もあるんですが、
もうちょっとオブラートに包んだ音作りをしてくれたら
この曲にフィットすると思うんですけど・・・
でも曲調もなかなか聴きごたえがあっていい曲なんですよ。
バックのストリングスもいい効果を出して、この曲を引き立ててくれています。
こういう落ち着いた曲も聴いてていいなぁ~と思うので
アルバムを通して聴いてみたくなりますよ。(^^
最後にこのシングルは77年にBillboardで14位まで上昇しています。