LIVE ROCKPOP IN CONCERT／QUIET RIOT
●Side-A
1.Let's get crazy
2.Metal health
●Side-B
1.Slick black cadillac
2.C'mn feel the noise
この10inchカラーレコードは1983年12月18日にドイツのDortmundで
行われたRock Pop in Concert 1983の音源を収録したブートです。
QUIET RIOTと言ったらあのRandy Rhoadsがオリジナルメンバーとして
在籍していたことで有名なバンドですけど、実際彼が在籍していた時に
発表された２枚のアルバムは日本のみでしか発売されなかったという
なかなか不遇の時だったわけです。
その後バンドは一旦解散はするもののKevin DuBrowが83年に再び
Carlos Cavazo、Rudy Sarzo、Frankie Banaliのメンバーで
QUIET RIOTを復活させたわけです。
この時の再出発アルバム『Metal Health』とここからカットされた
「C'mn feel the noise」が大ヒットして一躍トップに立ったわけです。
ちょうどその時に勢いついていた時のライブがこのROCKPOPなんですよ。
とにかく追い風に乗っている時ですから、QUIET RIOTの演奏も
凄まじくてカッコいいんですよ。
Kevin DuBrowの歌いっぷりも良いんですけど、やっぱりCarlos Cavazoの
ギターが凄く映えているんです。本当にフライングVを弾きまくっている姿が
この音から飛び出してきそうなくらいの凄さなんです。
とにかく「Let's get crazy」からマックスの状態で演奏しているので
その熱気はものすごいです。聴いていたら何だかこの１曲で
燃え尽きちゃうんじゃないのかって思う位なんですけど、
この後に流れるのが「Metal health」ですから燃え尽きるわけには
いきません！さすがにヒットアルバムのタイトル曲だけあって
バンドの勢いは更に加速していく感じです。
Kevin DuBrowの歌もかなり突き抜けていて迫力があるんです。
まっ、ビッグマウスで有名なKevin DuBrowでしたけど
マイクを持ったら人が違ったようにヴォ―カリストとして
最高の歌いっぷりを披露してくれています。（＾＾
「Slick black cadillac」ではスピード感のある曲なので
ライブではなかなか映えて感じで盛り上がっています。
曲としてはメタルロックンロールって感じの曲で
各メンバーの演奏が要所要所で目だっていいんですよ。
こういう曲を聴いていると実際のライブを体験したかったなって
思うのですが・・・・
そして最後に流れるのが大ヒットした「C'mn feel the noise」の
登場です！！！さすがに観客の反応が凄いですね～～～
当然バンドのノリも凄まじいです。
ここではやはりCarlos Cavazoのソロギターが最高に映えますから
当然聴きどころは個々ですね～。スタジオテイクでも素晴らしい
演奏を聴かせてくれて感動させてくれましたが、
このライブでもあのギターソロを堪能できますよ。（＾＾
やっぱりヒットアルバム、ヒット曲を持っていると勢いが違いますね。
当然オーディエンスの推しも違いますからね。
たった4曲のライブですけど、これはなかなか聴きごたえのある
10inch盤なんですよ。これに関しては映像もあるので
そちらを観ていただいた方がいいかもしれませんね。（＾＾