SLAUGHTER ON TENTH AVENUE/VENTURES | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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SLAUGHTER ON TENTH AVENUE/VENTURES
●Side-A
1.Slaughter On Tenth Avenue
2.I Feel Fine
3.Love Potion No.9
4.Tomorrow's Love
5.Oh, Pretty Woman
6.Gone,Gone,Gone
7.Walk In The Room
●Side-B
1.Needles And Pins
2.Mariner No.4
3.Runnin' Wild
4.Lonely Girl
5.She's Not There
6.Bird Rockers
7.Sha La La
今回アップしたVENTURESの『SLAUGHTER ON TENTH AVENUE』なんですけど
詳細がわからないんです。
初めは彼らのスタジオ・アルバムなのだと思っていたんですけど、
アルバムを調べてみると全く出てこないんですよね・・・
レーベルはLiberty LP-8734 リリースは1969年となっています。
「Slaughter On Tenth Avenue」は64年に発表した曲ですから
このアルバムリリース時期とのズレを考えるとベストのような気もします。
ただ「Slaughter On Tenth Avenue」以外の曲はU.S.でシングルに
なっている曲がないのでベストとも言えないんです・・・・
このアルバムは日本独自の編集アルバムなのでしょうか・・・?

もしかしたらアルバム『KNOCK ME OUT』のジャケとタイトル違いの

アルバムの様な気もしますし・・・

詳細はわからないんですけど、アルバムの内容はなかなか良くて
しっかりとオリジナル作品としての仕上がりが感じられます。
私は以前VENTURESってインストバンドということで理由もなく
軽視していたんですけど、実際にシングルやアルバムを手にし出して聴いてみると
本当にVENTURESという個性の元に演奏をしているので
カバー曲とはいってもクオリティの高さを感じるんです。
BGM風なインストとは全く違うクオリティーさを持っていますから、
本当にちゃんとした作品として聴けるところがすごいんです。
収録曲も「I Feel Fine」「Love Potion No.9」「Oh, Pretty Woman」
「Needles And Pins」「She's Not There」などめちゃ有名な曲が
演奏されているので、普通だとオリジナルのインスト焼き直しに感じます。
でもこれを聴くとしっかりVENTURESの個性が出ていて聴きごたえがあるんです。
BEATLESファンの私としては、ここでBEATLESの「I Feel Fine」を
カバー・・・それもインストでとなると凄く軽い演奏なんだろうと思い
敬遠したくなったんですが、聴いてみるとしっかりとした演奏でなかなかの
聴きごたえがあるんですよ。これを聴いて私は反省しました・・・(^^;
個人的には知っている曲よりも、そうでない曲の方に魅了されたりします。
こうなると全曲マイナーで有名じゃない曲を集めてアルバムを作ったら
面白いんじゃないのかなって思ったりもするんですけどね・・・
ところでこのジャケットですけど、なんだか当時のファッション誌や
広告のヴィジュアルみたいで、アルバムとの関連性はありませんけど
意外にこういうジャケットってJAZZ系に見られるんですよね。
トリミングやタイポの雰囲気や構成は面白くて好きですよ。(^^