HAPPINESS IS ME AND YOU/ GILBERT O'SULLIVAN | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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HAPPINESS IS ME AND YOU b/w BREAKFAST DINNER AND TEA/
GILBERT O'SULLIVAN
GILBERT O'SULLIVANというと大ヒットした「Alone Again」が条件反射的に
飛び出してくるんですけど、実際それ以外の曲で知っているのは数曲くらいで
アルバム単位で聴いたことがないというのが実状です・・・
そんな私が手に入れたいい感じの曲が、この「HAPPINESS IS ME AND YOU」です。
とても穏やかな感じがとても落ち着いてていいですし、何よりゆったりと聴く側に

届く雰囲気がいいんですよね・・・
GILBERT O'SULLIVAN独特の節回しが心地よくて耳になじみますし、
バックのストリングスも効果的に曲を演出してくれているんです。
曲調からしたらシンプルに穏やかな雰囲気でもいいのではと思いますが、
ストリングスが入ったことで明るさや映えが出てきて曲の雰囲気を上げてくれています。
このアレンジがなかったら意外に彼の歌声だけだと少し落ち着きすぎかもしれません。
曲全体としては緩やかなうねりを持っていて、サビ部分では光が射すような明るさも
感じ取れていいのですが、このサビ部分がやや「Alone Again」のサビを
思わせるところもあって私としては引っかかりがなくはないんです。
あまりにも有名なフレーズですから、それが少しでも感じられたら「Alone Again」に
引っ張られますからね・・・・そういう意味では少し損をしちゃっていますけど
全体にはとても良いメロディを持った素敵な曲だと思います。
この曲は74年に発表されたアルバム『A Stranger in My Own Back Yard』に
収録されていた曲なんですけど、シングルB面「REAKFAST DINNER AND TEA」は
アルバム未収録の曲なんです。(今はCDで聴けると思いますが)
その「REAKFAST DINNER AND TEA」ですけど、この曲がめちゃノリノリの曲で
楽しい曲なんです。
バックの演奏がすごくアクセントを作っていますし、アレンジもかなり凝っていて
賑やかなんです。
GILBERT O'SULLIVANのヴォーカルも跳ねていて凄く明るさが爆発した様な
感じで歌ってくれています。
これを聴いた時は私が思っていたGILBERT O'SULLIVANのイメージとは
かけ離れていて驚かされてしまいました。
全体的にはカントリー調ではあるんですけど、アイルランド出身というカラーは
出ていて普通に聴かれるカントリーとは一味違っていいんです。
U.K.のミュージシャンがカントリーな曲を作って演奏すると
やはり特徴が出て私はこちらの方が好きなんですよね〜。
ベタなカントリーをあまり聴いたりしないというのもあるのですが・・・(^^;
これだけAB面の曲調が違うと聴く方も両面聴きたくなりますから
すごく楽しいですよ。
いい加減シングルばかりじゃなくて、彼のアルバムも聴いてみなくてはと
思ってしまいますね。
最後にこのシングルは74年にBillboardで62位まで上がっています。