この本は画家・グラフィックデザイナーの横尾忠則さんが
インドを旅したことが書かれた本です。
横尾忠則さんがインドからの影響を受けた作品は
多く目にするんですけど、それは表現の一部として
インドの素材を加工したと思っていたのですが、
かなり精神的なものも影響があったんでしょうね~
実際にインドへ旅立って体験したことを
まとめてあるんです。
ですが、読んでいると部分部分で珍道中的な事が
起こってしまい大変な目に合っています。
例えば事前にインドのホテルを予約しているにも関わらず
インドに着いたらわけのわからない案内人が
良いホテルがあるからそちらへ行こうと
無理やり連れて行こうとしたりします。
何度も強く断ったんですけど、諦めた横尾さんは頭にきて
勝手にしろ~っとそのホテルに行くことにしたんです。
めちゃ危ない感じですけどね~。
真面目な内容なんですけど、どうもこういう変なことに
巻き込まれてしまうのが、横尾さんの様です。(^^
私はこの表紙のデザインも好きで買ったんですけど、
こういう装丁も観ていると勉強になりました。