THREE HEARTS b/w CHURCH/BOB WELCH | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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THREE HEARTS b/w CHURCH/BOB WELCH
BOB WELCHを知ったのは77年に発表されたアルバム『French Kiss』と
そこからカットされた「Sentimental Lady」「Ebony Eyes」でなんです。
とにかく突然「Sentimental Lady」が流れてきたときは
すごくいい曲なのでアルバム『French Kiss』を買ったんです。
その後になって彼がFleetwood Macに在籍していたことや
Parisで『Paris』『Big Towne, 2061』を発表したことを知りました。
Fleetwood Macの頃もいい曲をたくさん作っていましたけど、
Paris時代の作品は売れませんでしたけどよかったと思いますから、
もっと評価してほしいなと思っています。
そういった以前のことを知らないでソロを聴いているので
すごい人がでてきたなって思ったんですよ。
とにかくアルバム『French Kiss』が気に入っていたので
次作のアルバム『Three Hearts』が79年に発表されてた時は
かなり期待していたんですが、最初のシングル「Precious Love」が
そこまで引き込まれる感じではなかったので、当時は「あれっ?」って
思ってしまったんですよね・・・
その「Precious Love」の次にシングルになったのが今回アップした
「THREE HEARTS b/w CHURCH」なんです。
実は海外では「CHURCH」が2ndシングルとしてカットされているので
これは日本独自のシングルになっています。
「THREE HEARTS」はアルバムタイトル曲で出足から押しのあるギターの
リフで入ってくる曲で、なかなかロックした感じの曲がいいいんです。
当時は「Sentimental Lady」「Ebony Eyes」のイメージがとても
強かったので、こういった結構ギターで押してくる曲に驚きましたが、
あとになってParis時代の作品を聴いて、元々こういう曲を作っている事が
わかってからはスンナリ聴けるようになったんです。
それでもやはりどこかで「Sentimental Lady」のイメージが過るので
この「THREE HEARTS」のロックな勢いが不思議になりますが・・・(^^
そういう意味ではU.S.とかでシングルのA面になっている「CHURCH」より
好きですけどね。
その「CHURCH」ですけど、この曲はちょっと大人なソフトロックな
感じの曲で、全体に落ち着いているんです。
AORな感じがする曲といった方がわかりやすいかもしれませんね。
メロディも雰囲気もいいのでシングルのA面になったのはわかりますけど、
ちょっとフックが弱い感じがしますし、ゆったりした感じは
シングルヒットを狙うには賭けみたいな感じがするんです。
「THREE HEARTS」と比べると対照的な曲なのでカップリングとしては
すごく面白いとは思います。
ただ「THREE HEARTS」にしても「CHURCH」にしてもキャッチーな
フックが弱いという点では、アルバムからの第二弾シングルとしては
キツかったのかなと思います・・・・
そういう意味ではこの後からの不振はこの時点で見えてきていたのかも。
最後に「CHURCH」は79年にBillboardで73位まで上昇しています。
https://www.youtube.com/watch?v=Rct9dA9jQ9w
https://www.youtube.com/watch?v=iEiugSBZm7g