SPINNING WHEEL/BLOOD,SWEAT & TEARS | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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SPINNING WHEEL b/w MORE AND MORE/BLOOD,SWEAT & TEARS
BLOOD,SWEAT & TEARSというと実はあんまり知らなくて・・・
ブラス・ロックなバンドというくらいしか知らなかったんです。
私がリアル・タイムで彼らの作品を知ったのは80年に発表された
『Nuclear Blues』だったわけですけど、これを聴いたときは全くピンとこず!
即手元を離れてしまいました。
それでも2ndアルバム『BLOOD,SWEAT & TEARS』が大ヒットして
グラミーを受賞したくらいは知ってましたが・・・
このバンドは1stを発表したときはAl Kooperが在籍していた事でも
有名でしたけど、まさかAl Kooperが抜けてDavid Clayton-Thomasが
加入して大ヒットだすとは誰も思っていなかったのでは・・・
さて今回アップした「SPINNING WHEEL」は、その大ヒットしたアルバム
『BLOOD,SWEAT & TEARS』からカットされた曲です。
この曲を初めて聴いたときに歌メロはそんなに入ってこなくって、
圧倒的にホーンのサウンドがしっかりと入って来てフックになってました。
別に歌メロが悪いわけではなくて、ちゃんと印象には残りますけど、
ホーンのインパクトがとても強いんです。
今聴いてみると昔のようにホーンで持っているとは思いませんし、
凄く歌メロの味わいもしっかりと楽しめるようになっています。
それでもこの曲が大ヒットしたというのは驚かされますけどね。(^^;
私の場合はブラスロックはまだまだ勉強不足でして・・・
これからゆっくりアルバムを手に入れて聴こうと思っています。
さてこのシングルのB面「MORE AND MORE」も同じアルバムからの
カット曲なんですけど、こちらの方が私が思うブラスロックな曲だと
思うくらい勢いを感じるんです。
ホーンとヴォーカルの絡みもすごく良くてノリとしてはこちらの方が
グイグイ来ますね。
派手なところが多いのも魅力なんでしょうけど、間奏で聴けるギターは
なかなか前に出てきていてかっこいいんです。
やはり勢いというものは大切ですよね。聴く側をしっかり惹きつけますから。
この派手な雰囲気に凄く惹きつけられるんですけど、
この曲をずっと聴いていると、A面の「SPINNING WHEEL」の何とも言えない
ジワジワ感が後になっていいなぁ~なんて思えてくるんですから
自分でもわけわかんないです。
確かに「MORE AND MORE」は最初からポ~ンと耳に飛び込んで来て
凄く映えるわけなんですけど、聴きすぎると飽きちゃうんですよね・・・
ところが「SPINNING WHEEL」は最初からジワジワとしかこないもので、
ずっと遅れて曲の良さが伝わって来てクセになっちゃうんです。
これは完全にハマり込んでいる証拠でしょうね。
この曲のゆるさは曲者ですよ、本当に。(^^;
最後にこのシングルは69年にBillboardで2位まで上昇し、
RIAA公認ゴールドディスクを獲得しています。
https://www.youtube.com/watch?v=1BayJzS2nCM
https://www.youtube.com/watch?v=6X5bofQ7fGE