蟹座23度では「価値観を共有する仲間とのつながり」がテーマとなり、知的な対話を通じて、お互いの違いを認め合いながら深い関係を築いていくことが求められました。
ただ意見を交換するだけでなく、共有する価値観を基盤に、心からの理解を深め合うことが重要です。
一方、蟹座24度では「対立するものを調和させる力」が大きなテーマとなります。
ここでは、異なる意見や立場を持つ人々の間でバランスを取る役割が求められます。
単に双方の意見を受け入れるだけでなく、調和を生み出すためにどのようにアプローチし、共通の理解を形成するかが問われる度数です。
蟹座24度
A woman and two men castaways on a small island.
南から差しこむ太陽に照らされたところにいる女と二人の男
この度数のシンボルは、一人の女性と二人の男性が、強い日差しの下で対峙している情景です。
このイメージには、「対立する二つの要素の間で調整役を果たす」という意味が込められています。
太陽の光は「明らかになること」「気づき」「真実」を象徴し、それぞれの立場や価値観がはっきりと浮かび上がります。
それによって、「対話と調和の必要性」が生まれるのです。
異なる立場を調整する力
この度数では、意見や価値観の違いをどのようにまとめるかが課題になります。
単なる仲良しの関係ではなく、それぞれが異なる視点を持ちつつ、共存するための方法を見つけることが求められます。
- 二人の男: 対立する意見や異なる価値観を象徴
- 女: それを調整し、バランスを取る存在
- 南からの太陽: 明るみに出る真実、または新たな視点
単なる感情の交流ではなく、「いかに異なる意見を受け入れ、調整し、協力するか」が大きなテーマとなります。
これまでの蟹座の流れは、安心できる仲間との共感を重視するものでした。
しかし、24度では「安全なつながりの中にとどまるのではなく、異なる価値観を受け入れ、共存する力を養う」段階へと進みます。
蟹座は本来、内向きにエネルギーを注ぐ傾向がありますが、この度数では、外の世界に目を向け、より広い視野で人間関係を築くことが求められています。
ただ感情でつながるのではなく、現実的な問題解決や折衝能力が必要になるのです。
これは家族の中での役割から社会の中での役割へと成長していく過程とも言えるでしょう。
蟹座24度は、「仲間との共感」を超え、「異なる意見の人々の間でバランスを取る」という新たな挑戦を象徴する度数なのです。
蟹座24度の太陽
この度数に太陽を持つ人は多様な価値観を理解し、仲介役としての力を発揮することができます。
対立する意見の中で「どちらが正しいか」を決めるのではなく両者を活かす方法を見つける力を持っています。
また、太陽の光に照らされるように、隠れていた本音や真実が表に出る場面が多いでしょう。
その中で、「どう調整するか」「どう歩み寄るか」が重要なテーマとなります。
人間関係において、単なる共感ではなく、「違いを乗り越えることで深まる絆」を大切にすることが、この度数の成長ポイントです。
🌊蟹座のサビアンシンボル🌊
▶「感情」「共感」「家庭」が織りなす心の物語
蟹座1度|船に掲げられた巻かれ広げられる旗
蟹座2度|広く平らな場所の上につるされた男
蟹座3度|毛深い鹿に先導される毛皮に包まれた男
蟹座4度|ネズミと議論する猫
蟹座5度|列車に破壊された自動車
>>続きは【蟹座サビアンシンボル一覧へ】
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