牡羊座10度「古い象徴に対する新しい形を教える男」では、これまでの洞察や経験をもとに新しい価値を生み出し、それを広く伝える力が強調されていました。
ここまでの牡羊座は、衝動や直感を磨き、未来を見据えながら行動することを経て、
単なる勢いではない「創造的なリーダーシップ」を育むことがテーマです。
牡羊座11度では、これまで培った影響力をさらに拡大し、「社会の中で自分の意志を貫く力」がテーマとなります。
牡羊座11度
国の支配者
国=社会全体や所属する組織
支配者=リーダーシップや統率力を持つ存在
このシンボルは、個人的な衝動を超え、より大きな集団や組織の中で主導権を握る力を示しています。
牡羊座はもともと「先陣を切るエネルギー」を持つサインです。
この11度ではそのエネルギーが個人の枠を超えて、集団を導くパワーへと発展します。
「10度」で創造的なアイデアを形にし、発信してきた経験が、「11度」では人々を動かす影響力として花開くのです。
タロットにおける11のカードは正義(JUSTICE)ですが、公平さやバランス、責任を象徴するカードになります。
10番目の運命の輪の流れを受けて、新たなステージで自らの意志を持って選択し、行動する姿を示すのです。
11は「10+1」とも数えられます。
1番目のカードである魔術師の創造の力を自分の内側に持ちながらも、それを周囲との調和や公平な判断に活かす。
これが+1の意味でしょう。
この度数は、直感と責任感を統合し、公正な判断で人々を導くリーダーとしての姿勢を表しています。
小学校時代で考える
小学生時代のリーダーと言えば、学級委員。
全員の意見をまとめ、先生とクラスメイトの橋渡しをする役です。
この役割には多くの決断と責任が伴います。
みんなの意見をどう調整し、どう伝えるかということは、時には難しい選択を迫られることもありますが、そうした経験が自分の成長を促す。
誰かのために動くことが自分を成長させるという点に、この度数との共通点を感じます。
牡羊座11度のリーダーシップは、「自分が先頭に立つ」だけではなく、「皆が前に進むための道を示す」ことに本質がある。使命感というのもひとつのポイントでしょう。
牡羊座11度の太陽
この度数を太陽に持つ人は、自分は何を背負い、何を成し遂げるべきか?というテーマに人生を通じて深く向き合うタイプです。
若いうちは持ち前のパワフルなエネルギーが暴走したり、対立を生みやすくなりますが、その経験こそが後の大きな器を育てます。
使命感を持ち、常にどうすれば皆がより良く前進できるか?
を問い続けながら行動する指導者なのです。
💎牡羊座のサビアンシンボル💎
▶「自己の目覚め」や「純粋な衝動」から始まる成長の物語
🌟牡羊座1度|水から上がる女性とアザラシ
🌟牡羊座2度|コメディアン
🌟牡羊座3度|祖国の形の横顔
🌟牡羊座4度|二人の恋人
🌟牡羊座5度|羽のある三角
💫続きは【牡羊座サビアンシンボル一覧】へ»
おすすめ
人生に、最上の占いを
■ホロスコープ鑑定■
生まれた瞬間の星の配置から
あなたの生涯が織りなす可能性と道筋をロジカルに導き出します
未来を見据え、願いのその先を目指すための
人生開拓セッションです