牡羊座1度は「女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く」というサビアンシンボルでした。
これは、まっさらな自分がこの世界に生れ落ちる瞬間を象徴しています。
牡羊座は12サインの最初の星座であり、1度は「私はここにいる」と誕生するエネルギーそのもの。
まだ何者でもなく、ただ純粋な生命力に満ちた状態です。
では、生まれたばかりの存在が、次に何をするか?
それが牡羊座2度です。
牡羊座2度
グループを楽しませているコメディアン
赤ちゃんは生まれてすぐに周囲の世界を観察し、吸収していきます。
誰かが笑えばつられて笑い、言葉を聞けば真似して喋る。
最初はぎこちなくても、周りの動きやリズムを取り入れることで、自身をこの世界に馴染ませていくのです。
これは「自分」という存在を確立するための最初のステップ。
牡羊座2度ではまず周囲を観察し、無意識に模倣することで新しい環境に順応しようとするのです。
なぜ「コメディアン」なのか?
模倣は時にぎこちなく、少しズレたり、大げさになったりすることがあります。
その結果、周囲を笑わせたり、場を和ませることにつながるからです。
例えば。
親が足でテレビのスイッチを消していたら、子供も真似して足でテレビのスイッチを切るとか。
義母の前で披露されて、あわてふためく母の様子を見て、どういうことか?を学んでいく過程こそまさに。
(いわずもがな私のことです)
このシンボルのコメディアンは意図的に人を笑わせる存在というよりは、まだ自分の個性が確立されていないからこそ、周囲を真似る過程で自然とユーモアが生まれる。
こんな意味合いになります。
テレビのスイッチを足で押した娘のように、親の変な癖とか、テレビに足を上げるまでの仕草をも
そっくりそのまま吸収して表に出すので、可愛らしく見えることはもちろんのこと、時に笑われたりもしますよね。
(私は血の気が引きましたが)
模倣を通じて環境に溶け込みながら、そこに自然な笑いや温かみを生み出すのがこのシンボルの特徴です。
目に映るものすべてを模倣する無垢な純真さ。
他人の反応や雰囲気を無防備に取り入れ、その結果として、自分の行動が他人に映るような感覚を持ちます。
まるで鏡のように。
これが牡羊座2度のエネルギーです。
牡羊座2度の太陽
この度数を太陽に持つ人は、環境に素早く適応する力があります。
新しい環境下において、周囲の雰囲気や人々の動きを観察し、自然と馴染んでいくことができるでしょう。
特に「こうしなさい」を言われなくても、他人の行動や気持ちに共鳴しながら学ぶため、素直に順応していけるタイプです。
無垢な吸収力と共鳴の力を活かしながら、自分だけの道を見つけていくことがテーマになります。
💎牡羊座のサビアンシンボル💎
▶「自己の目覚め」や「純粋な衝動」から始まる成長の物語
🌟牡羊座1度|水から上がる女性とアザラシ
🌟牡羊座2度|コメディアン
🌟牡羊座3度|祖国の形の横顔
🌟牡羊座4度|二人の恋人
🌟牡羊座5度|羽のある三角
💫続きは【牡羊座サビアンシンボル一覧】へ»
おすすめ
人生に、最上の占いを
■ホロスコープ鑑定■
生まれた瞬間の星の配置から
あなたの生涯が織りなす可能性と道筋をロジカルに導き出します
未来を見据え、願いのその先を目指すための
人生開拓セッションです