天王星は水瓶座の支配星。
独創的で革新的なことを示します。
インターネットやグローバルな視点、独立志向なども天王星の管轄です。
そしてホロスコープにおけるMCとは、10ハウスのカスプであり、
チャートの頂点に位置しています。
つまり人生の目標や、到達点、実際にどのような活躍をしていくのか。
などなど、社会的なことがここに示されています。
このMCに天王星がコンジャンクションしている状態ですと、
転職や引っ越しの多さを示す場合もありますが、(企業においての)改革者。なんて一文も見かけたりして、
じゃあその“改革者”ってなんなのだろう
と疑問に思っていました。
同じ職場の先輩がこのMCに天王星合のアスペクトを持っています。
仕事が年間の契約制になりますので、毎年企業側と全員が面談を受けるのですが、
発言したことを全てPCに打ち込まれるので、失言はできないぞと私はいつもガクブルなんですね。
そんな緊張感の漂う席で先輩は
業務報告書がいかに古臭く、書きにくく、非効率的なのか。
ということを上司の前で熱弁した上
こういうのを考えてきたのですが、いかがでしょうか。
と、自作の業務報告書を提出してきたというのです
改革者とは、こういうことか。と腑に落ちました。
既存の報告書については、全員が古臭い。と思っているのは間違いないのですが、
じゃあどうしたらよくなる?
を考えたとしても、
それを面談の場で意見するというのは誰もしなかったことで、
それは言ってしまって、目を付けられたくない。というのもありますし、
古臭くても、それに従う。というのがセオリーだったりしたわけです。
「あと退職まで数年だし、後輩たちのためにできることを」
というのが動機だったと言っていました。
こうしたら良くなる。という具体例を提示できるというのも、
言葉だけでない行動力を感じましたし、実現するといいなと思います
対してMCに火星が合する先輩もいるのですが、この火星が水瓶座になりますが、
職場全体を変えていこう。というよりは、
自らのやり方、仕事の進め方において、自分が任されている部分については自由にやらせて。
というような傾向が見られる気がします。
報告書、謂わば提出物は別に今の形でもいいけど、
仕事のやり方に口出しされるのは嫌だし、自分も人の仕事に口出すのは嫌。
と言っていました。
古いしきたりがいくつもあったり、上下関係が厳しい企業なので、
水瓶座にとっては居心地が悪かったでしょうし、自身が後輩であった頃はつらい経験をされたのでは。と思います。
そういった慣例のようなものを無視してしまえる。というのは水瓶座の強さや頑固さでもありますが、
「あなたの思うようにやっていいのよ」と言ってもらえるのは、後輩としてはありがたいです。
サインが水瓶座の天体と、天王星が直に重なっているのではやはり出方が違いますね。興味深かったです
MCは感受点なので、オーブは狭めに取るのがいいでしょう。
アングルに限らずですが、甘めに取るといろんなアスペクトができて派手な感じにはなりますが、却って読みにくくなるので