夕暮れのカントー川 | ジローのぶらぶらサイゴン

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中国・香港を経て、ベトナムにたどり着いて早8年。
仕事のかたわら(秘密)、ガイドやアテンドのバイトで、美味しい店
楽しい場所、危なっかしい話など、紹介していきます。

ジローです。



まだ、夕暮れ前の遅い午後、カントー市場を抜けて、

銀色のホーおじさんの像が立つカントー川をぶらぶらと散歩してると


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3~4人のおね~さん、おばさんが、「ユー、ボート、1アワー1ダラー」

と盛んに寄ってきます。


実際に、1時間1ドルなんて事は100%ありません!! が当時は

そんな事もしらず、ちょっとまあ、1ドルだし乗ってみようか...、と。


30歳前後くらいのおね~さんとも何とも微妙な感じの船頭(?)さん

でしたが、英語が話せる...って事で選んだのですが、それが事件の

始まりでした。



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カントー川はメコン川に繋がってる支流で、川の両側に人々の家が

並んでいるのですが、川側は壁がないんです。

つまり、川から見ると、家の中のすべてが見えちゃうんですね。


半分くらい川を上って、途中でココナッツを飲め飲めうるさいので

分かった...、と言ったら、10,000ドンだと言います。

20,000ドン札しかないので、それを渡すと何か、ゴソゴソする感じで

これは、5,000ドンだと返してよこしました。


確かに20,000ドンと5,000ドンは色が似てますが、間違える訳がない。

でも、怒ったところで、船の上...、まあしょうがないかと、ぬるいココナッツ

ジュースを飲んで、カントーの街の方に帰る頃はすっかり夕暮れ...。


何を思ったのか、おね~さんは、船を止めて、「メイクラブ、5ダラー」と

静かに言った。


ん?メイクラブ...?


そう、5ドル!


メイクラヴって、え~、どこで? と、一応、確かめる俺...。

ヒア、ヒア!と言いながら、俺のTシャツを脱がせようとする。


又しても、両肩の上に天使と悪魔が現れた。


しかし、この船の上での出来事を、両岸の家の人たちが見てるような

気がしたし、こんな船頭さんって病気とかどうよ...?


No、No,No...!


Why?Why?Why?


それでも興味本位な好奇心は少しある...。

ああ、どうしよう...?


もう、いっちゃおうか...!


と、その時、1台のボートが近づいてきて、おね~さんに何か言うと、

「ユー、明日も私の船に乗れ、そしたら、3ダラーでOK!」


何だかよく分からなかったが、やはり、簡単に商売すると何か問題が

あるような、元締めのようなおっさんだった。


ホッとしたような、残念なような...。


明日はツアーで、川下りだったが、OK、明日ね...、と船着場に戻ると

5ドル要求された...。


何で、1時間1ドルだろ?


2時間目は2ドルで、それにいろいろ行ったのでチップ込みだ!

もう、陸に着いたらこっちのものと、ダ~メ3ドルと、3ドル分ベトナムドンを

払って船着場を後にしようとすると、「ユー、シーユートモロ!」と手を振ってた。


何とも変な感じであったのだが、その後、日本に帰ってベトナムの本を

本屋で立ち読みしてたら、あのね~ちゃんが、写真に写ってた。


さて、カメラマン氏は、どうしただろうね...?


旅は、まだまだ続くのだ...。


でわでわ。