世界一周ツーリングの報告会(ワッツーお話会) 2018年9月30日(日)は無事に終了 | インベストメントライダーふるさんのブログ Investment rider Seiji Furuhashi travelling around the world by motorcycle

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オートバイで世界を駆け回るインベストメントライダーを目指す個人投資家。
オートバイでのユーラシア大陸横断と南北アメリカ大陸縦断、アフリカ大陸とアラビア半島横断、東南アジア・インド・中近東を走行後、2024年4月~5月オーストラリアツーリング。

ワールド・ツーリング・ネットワーク・ジャパン(通称ワッツー)主催の当方の海外ツーリング報告会開催の日が運悪く最大瞬間風速が秒速70m(時速250km)の猛烈な台風24号が日本列島を縦断する日と重なった。

 

そんな状況の中でも40名強の人たちが会場(東京都大田区立池上会館)に集まり、当方の世界一周ツーリングの話に耳を傾けてくれた。 ワッツーのホームぺージ(WTN-J)やフェースブックの案内で報告会を知り、世界を既に回ったベテランライダーやこれから世界を回るライダーが複数参加してくれた。 オートバイツーリングとは無縁な首都圏在住の当方の友人、知人等も多数駆けつけてくれた。

(報告会会場の大田区立池上会館)

 

報告会用にパワーポイントで写真スライド集を作成した。 プロジェクターで写真スライドをスクリーンに投影しながら、海外ツーリング時のオートバイや旅の装備、走行ルート、ツーリングにかかった費用、ツーリング中のオートバイのメインテナンス等の説明から始め、ユーラシア大陸横断、南北アメリカ縦断の様子を走行ルートに沿って説明した。

 

(報告会の様子)

 

ユーラシア横断では厳しいシベリアの生活状況、親日的なロシア人、今後経済発展と現地通貨の切り上げチャンスが期待されるポーランド、イタリアのナポリでオートバイの盗難に遭ったことを話した。会場ではオートバイ保険の国別加入状況と国境越えの状況を一覧表にまとめて掲示した。既にブログにも詳細を掲載した内容だが、まとめて情報を得るには便利だったかもしれない。

 

(スライドでロシア走行ルートの説明)

 

南米の話に重点を置いた。アルゼンチンでは一人当たりの国民所得が約14,000米ドル(約154万円)の割には物価がかなり割高だと思った。現地通貨であるアルゼンチンペソの為替レートが割高になっているとブログにも書き、現地で知り合ったアルゼンチンの人たちには割高なペソを売却して米ドルを持つことを薦めた。それから10ヶ月後にはアルゼンチンペソの為替レートは米ドルに対して1/2に暴落して、ペソの割高感が解消した。現地に来なければアルゼンチンペソが割高かどうかわからなかった事例だった。

 

チリの世界最大級の露天掘り銅鉱山チキ・カマタ、それとは対照的なボリビアのポトシ鉱山の原始的な人の手による採掘、ペルーでがっかりしたナスカの地上絵やマチュピチュについて話した。

 

コロンビアは気に入った国であることを話した。南米ではブラジルに次ぐ二番目に人口が多い国であり、物価が安い。インフラは比較的しっかりしている。政府があまり借金をしたくないとの姿勢が気に入った。物価が安いということは現地通貨のコロンビアペソの為替レートが割安に放置されている可能性があるのではと思ったことも話した。

 

(アルゼンチン・パタゴニアのペリート・モレーノ氷河のスライド)

 

南米の話が長くなり、メキシコを含む中米の話はだいぶ省いた。アラスカを含む米国とカナダで22,000km走行した。道路インフラが整っていて、長距離移動でも時間があまりかからないため、北米は思っていたほど広く感じなかった。北米はニューヨークやワシントンDC等の都市の観光より、やはりアラスカハイウェイや国立公園等の大自然の中をツーリングする醍醐味が印象深かったことを話した。

 

(スライドは北米走行ルートを示す)

 

(報告会に参加してくれた人達)

 

2時間半の報告会の時間では全部話すことは無理だったが、当方が約14ヶ月かけて76,600km走行した41ヶ国の中でも印象的だったことについては伝えることが出来たと思う。

 

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