ドレスデン(ドイツ)~プラハ(チェコ)滞在3日 (2017/7/31~8/2) 160km | インベストメントライダーふるさんのブログ Investment rider Seiji Furuhashi travelling around the world by motorcycle

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オートバイで世界を駆け回るインベストメントライダーを目指す個人投資家。
オートバイでのユーラシア大陸横断と南北アメリカ大陸縦断、アフリカ大陸とアラビア半島横断、東南アジア・インド・中近東を走行後、2024年4月~5月オーストラリアツーリング。

 

2017年7月31日(月)ドレスデン散策後プラハ(チェコ)へ向かう160km

(ドレスデン~プラハ~ブルノ~ブラティスラバはピンク色の線で示す)

 

ドレスデンに2泊するつもりであった。投宿しているホテルに連泊可能かどうか尋ねると2日目の宿泊代は前日の2倍以上の120ユーロと提示された。予約がたくさん入っているとの理由だが、前日2倍以上では連泊する意味がないと考え、連泊せずに午後にプラハへ発つことにした。

 

ドレスデンはナチスドイツの敗戦色が濃くなってきた第二次世界大戦終了間際に米軍の無差別爆弾で市内がほとんど破壊された都市だと和歌山市出身の知人に聞いたことがあった。和歌山市も終戦間際米軍の爆撃と艦砲射撃で街が焼き尽くされたという。

 

午前中はホテルの自転車(ママチャリ)を借りて旧市街をサイクリングして回った。自転車用道路が整備されているため自転車で通勤する人々やサイクリングを楽しむ人たちが多い。

 

街の中心を流れるエルベ川の東側(対岸)から旧市街を眺める風景は美しい。

戦後寄付に寄って再建された聖母教会はその大きさと教会内部の天井の高さには圧倒される。天井は教会の塔状の屋根の裏まで何も遮る物が無い。

旧市街を歩いていると回転ずしの看板があった。1時間食べ放題9.9ユーロ(約1,300円)の看板が目に入る。食べ放題に挑戦したが、用意されているネタは2~3種類の巻きずし位しかない。食べても全くおいしくない。ちょっと食べて早々に退散する。

ドイツとチェコの国境あたりは山地になっている。チェコに入ってからドイツの平原景色から一変して山がある景色に変わる。

ドイツからチェコに入るとカーナビ(ガーミン)の調子が悪くなる。Maps.meのスマホのナビの反応も悪くなる。

カーナビからは「高速道路の途中で高速道路を降りて、一般道へ進め」道案内が出る。カーナビの指示通りにしばらく進むが、プラハの80km手前で道幅3mぐらいしかない山道へ誘導するので、この地点でカーナビの指示を諦める。元来た道を引き返して、再度高速道路に上がりプラハ直前まで行く。

 

他方スマホのカナビアプリのMaps.meはバイクが動いているのに地図が更新されない状態になった。チェコではGPSの電波の入りが悪くなっている可能性がある。

 

プラハのホテルの場所も特定できず、最後は道行く人にホテルの場所を訪ねてやっとたどり着く。

 

14:00にドレスデンを出発したが、途中両替(チェコはユーロ未使用)や休憩のためホテル(Hotel Slavia 一泊785チェココロナ=約4千円)に到着したのは18:00。

 

ロシアの元国営ホテルのような古くて使い勝手が悪い造りとなっている。受付の女性は全くサービス精神が無い。

 

8月1日(火)プラハ(チェコ)滞在2日目 旧市街とプラハ城観光

前日宿泊のプラハのホテルが場所とレセプションの対応が良くないので旧市街に近いホテル(Gallery Hotel SIS一泊1,037チェココロナ=約5千円強)へ変更。

こじんまりとしているホテルだが、レセプションの対応が良い。ウクライナ人がホテルオーナーというホテルはロシア系のスタッフと宿泊客が多い。

 

旧市街へ行くのにトラム(路面電車)を使うが、トラムの停留所も近く旧市街まで3kmの距離だ。周辺には庶民のレストランや食料品店があるので便利だ。

 

トラムに乗り約10分弱で旧市街のMUZEUM(国立博物館)の停留所に到着。ここから徒歩で国立博物館前から目抜き通りのヴァーツラフ広場の坂を下り、有名な天文時計台がある旧市庁舎前の旧市街広場まで一気に進む。

旧市街広場は旧市街の中心で観光客で賑わっている。プラハの旧市街の規模と観光客数は今までのツーリングで訪問した都市では抜きんでている。

プラハは第二次大戦の戦火に巻き込まれなかったため中世から続く街並みが良く保存されている。コンクリートの無機質な建物は無く、赤い瓦屋根の5~6階の建物に統一されている。建物の正面に彫刻が施されているおしゃれな民間の建物も多くある。

ヴァルタヴァ川(モルダウ川)を挟んで旧市街の対岸の小高い丘の上にプラハ城がそびえている。プラハ城内には大統領府もあり現在も使用されている。プラハ城からプラハの市街地を眺めると赤い屋根の建物で埋め尽くされた街並みと無数の教会の塔が見える。恐らく100年前も、200年前も現在を変わらぬ風景だっただろう。

82日(水)プラハ滞在3日目  

プラハ証券取引所の見学が可能かどうか事前にメール問い合わせしたが、「電子取引のため見学するようなところありません」と丁重な返事で断られていた。せめて建物の写真だけでも取ろうと訪問。

 

旧市街の一角の8階建てオフィースビルの6階~8階までが証券取引所となっている。ビルの総合受付で入館を断られると思ったが、すんなり入れてくれた。証券取引所オフィースでも了承を得て受付と受付嬢の写真を撮影。


 

ヴァルタヴァ(モルダウ)川沿いチェコを代表する作曲家であるベドリッヒ・スメタナの博物館があった。チェコの国歌(わが祖国)の作曲家でもある。スメタナ作曲のモルダウは大好きは曲でもあったので、スメタナ博物館を訪問。

投宿したホテル界隈にはベトナム人経営の雑貨店や飲食店がある。どういう経緯でベトナムからチェコまで来たかは知らないが、異国の地でたくましく家族経営で生き抜いているようだ。ベトナム料理店では2回夕食をとった。値段が安くて口に合う。