齢50を過ぎ、人生何度目かの船舶免許更新を通じて、今回考えさせられたこと・・・。 | ルアーフィッシング専門店ヘッドクォーターのブログ

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先週のことになってしまいますが、船舶免許の更新に行ってまいりました。

船舶免許の有効期限は5年ですが、齢50を過ぎて、私くらいの年齢になると、もはや、何度目の更新になるのかどーでも良くなって、正直、もー解らん・・・。

 

 

 

会場は、5年前と同様、前回と同じ、一宮市民会館。

 

 

結構、豪勢な公共施設です。

 

やっぱり、一宮市って、裕福なんですねぇ~びっくりあせる

 

さすがは、日本が世界に誇る繊維の街、一宮市。

 

今となっては、全国区の文化となりつつある、喫茶店のモーニングサービス発祥の街の公共工事予算は伊達じゃないってことでしょうかはてなマーク爆  笑

 

 

 

更新講義を受講する人たちが仕事の後にでも参加しやすい、辺りがすっかり暗くなるPM6時30分スタート。

 

 

 

確か前回の時は、来た人順で、適当に席に着いたものの、コロナ禍だったこともあり、受講者と受講者の間をこれでもかってくらい空けていましたが、今回は、席順が指定されていました。

 

今回、私は5番です。

 

 

オイ、オイ、マジでそんないい加減な感じで大丈夫なのかという健康診断という名目の簡単な視力検査を終えると、テキストと席順の番号を渡されて席につきます。ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

 

 

そのあと、毎回大して代わり映えしないDVDを見て、テキストの内容に沿って・・・というと聞こえはいいけど、時間の都合上、大幅に内容を端折って講義を聞いて、ハイ、終了。口笛音譜

 

とまぁ~、毎度のことながら、こんな簡単に終わってしまいます。笑い泣き汗

 

 

 

 

申し込んだところによって、金額は多少違いはあるでしょうけど、私の場合は、今回、たったこれだけのことで、13250円。

 

プラス証明写真代が700円と振込手数料がかかります。

 

私の場合、コレは仕事で使うものですので、必要に迫られて、5年ごとに毎回更新せざるを得ないのですが、果たして、一般の方々が、コレを安いと見るか、高いと見るか・・・。えー?はてなマーク

 

 

 

 

そして、最後に新しい船舶委免許が届くまでの期間、船長として船を操船できない等、注意事項をご説明頂くのですが、その時、ご説明いただいた新たな免許が届くまでの期間が、思っているより、まぁまぁ長い。びっくり

ハイシーズンじゃないので、まぁーいっかくらいに考えていたんですが、ビックらこいたことに、なんと、たったの2日で大層な封筒に入って、新たな免許が届くってオチでした。ゲラゲラあせる

 

確かに早いに越したことないんですけどね。

 

 

ホントは、入金して、写真を含めた必要資料を送った時点で、ハナっから、作ってあったんじゃないの~なんて、要らぬ疑惑を持たないでもないスピーディーさに面食らっちゃいましたウシシ

 

 

 

更新講習当日ですが、恐らく、更新講習受講料を入金した順に並んで着席しているのだと思われますが、合計で約30人弱の受講者が集まっていました。

 

私が受講を申し込んだヤマハだけでなく、他の会社に申し込んだ方々と合同で30人弱・・・。

 

 

 

これが、多いか少ないかで言ったら、あくまでも私の感覚ですが、少ないと言えるでしょううーん

 

 

しかも、今回、すべて男性の受講者で、パっと見、私と同世代の40代~50代、それ以上のオッサンばっか!!笑い泣き

 

30代以下のこの中では若手といえる方々なんて、2人いただけです。

 

 

このままだと、今後、どんどん船舶免許所有者は減っていく一方でしょうねダウンチーンダウン

 

 

 

毎回、思うんですが、この更新講習を受けるための用意というか、手続きが、ホント、めんどくさいんですよ。

 

受講料振り込むのにしたって、郵便局に口座持ってなければ、別途振込手数料ご負担いただきます、しかも、当日現金で支払うのはお断りで、絶対に振り込めだんて、お役所仕事にも程があるってもんです。えー

 

 


しかも、車と違って、有効期限のちょうど1年前から更新できる制度なので、揃えなきゃいけない書類等の入った案内も有効期限切れる1年前に届くっちゅーシステム。ショックショックショック

 

不幸にして、その一年の間に紛失してしまう方もおられるでしょうね!?えーん

 

昔は、その後も失効日まで、ちょくちょく案内が届いていたんですが、今は、それ一発こっきりで、有効期限が切れる直前のギリまで、完全放置!!ムキーッ

 

 

 

こんなことじゃー、まだいいか、まだいいかで、先延ばしにした挙句、結果、気付いた時には失効していて、失効講習受けるのに2万円近くかかっちゃうんで、もーやーめた・・・なんて人、少なくないとおもうんですよ。ぼけーぼけーぼけー

 

 

 

さらにタチ悪いのが、船舶免許って、失効講習受講したら、新たに受験しなおさなくても、またすぐ復活できちゃうシステムなもんだから、年間で大して船を操船しない人なんかだと、次使う時でいいやで、そのまま放置しているケースが多く、最終的に永遠に失効したままになっちゃうんですよね。ショックショックショック

 

 

 

 

 

ところで、バスフィッシングをやる人にとったら、車の運転免許同様、あっても1ミリも困ることのない船舶免許ですが、そもそも船舶免許所有者で必要に迫られて所有している方ってどれくらいおられるんでしょうかねはてなマーク

 

何かのきっかけで、いったん失効してしまって、そのままにしている方、多いんじゃないかなはてなマーク

 

 

 

いつまでもそんな面倒なシステムを続けていたら、船舶免許を持っている人はどんどん減り、悪い循環しか生まれないと私は思うんですょ。真顔

 

 

 

 

我が国の日本国憲法では、表現の自由が保障されておりますので、以下、今回、私が思ったことを正直に書かせていただきます。真顔

 

 

批判を百も承知で書かせていただくならば、船の事故が後を絶たないからという建前で、国家試験にしてるというのは解らんでもないんですが、その実態は、驚くほど簡単に発給して、簡単に更新させている現状を見るに資格にしておきたい別の理由があるんじゃないのかと、私は変に勘ぐってしまう・・・・。

 

ぶっちゃけた話、要は、集金でしょって、思っちゃうんですよね!!爆  笑

 

 

 

別にお金払わないなんて言ってないし、何なら、免許取ったところまで行ってあげるから、届いた案内持って行って、お金払って、事故や違反がないなら、DVD見て、講義聞いたら、その場で写真撮ってパっと渡してくれるような車の運転免許証と同じようにしてもらえると、そのために動くのが一日で済むんで、本当に有り難いんですよ。爆  笑

 

 

 

それに表向きは免許取りたがらない人の中も、本音は欲しいんだけど、その一歩が踏み出せないって方も常に一定数いるわけで、こういった方々を発掘しない手はないと思うんです。爆弾

 

 

 

なんかわざわざ国家試験だなんて小難しいこと言うもんだから、落ちたら恥ずかしいとか、仕事で使うわけでもいないのに勉強したくないとか本音が言えずに、時間が無いとかコストがかかりすぎるとか言って、長年免許を取りに行くことを避けている方々って実はかなりいます。

 

事実、私は、そういうウチのお客様方、相当数、教習所に送り込んで、船舶免許取得させましたからビックリマークビックリマークゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

取ったら、取ったで、あんだけ頑なだった方も皆さん口々に「なんでもっと早く取らなかったんだろう、こんな簡単なら、もっと早く取ればよかった。」だなんて、おっしゃってますヮ。ウシシ

 

 

 

船舶免許の古い制度ができてから、いつまで経っても小難しい印象を与え続けているから、免許所有者がなかなか増えないわけで、お金払って、ちゃんと真面目に講習受けたら、免許発給しますってシステムにすりゃあいいのにってマジで思うんですけどね。キョロキョロ

 

 

だって、現在では、教習所自体が、一応試験は、学科、実技ともに受けさせるものの、数万円余分に支払ったら合格するまで受験させ続けますなんて「国家試験免除コース」とかいう昔の大学受験の裏口入学みたいなシステムを用意していて、それを国が認めている時点で、お金払ったら、ハナっから受からせるための試験ってことじゃないですか!!ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

 

 

でも一応、国家試験である以上、教習所側も「落ちるときは落とします。」としか表向きでは言えず、そのことが、これから免許を取ろうとする方々の不安をあおり、新たな船舶免許所有者の増加にブレーキをかけることにつながる。叫び叫び叫び

 

それってなんか勿体ない。そう思いませんかはてなマーク真顔

 

 

国家試験である以上、厳格な物であるべきなのかもしれませんが、今後、船舶免許所有者がいなくならないよう、これから受験しようとする方には簡単だと思える制度、更新する方には面倒な手続きが必要のない制度にして頂けるような法改正を私は強く望みます。おねがいおねがいおねがい

 

 

そうすれば、免許所有者ももっと増えて、国にも教習所にもお金は入るし、我々釣り業界だけでなく、レジャー産業全般の船に関わる経済効果も期待できるし、漁業従事者の若手の人材不足を解消することにもつながるしで、いいことづくめじゃないですかびっくりマーク

 

当然、ボーダーラインを下げれば、事故や違反者も増えるだろうから、そういう違反者には、次回の更新を認めないとか、その場合の罰金や刑罰をさらに重くするなどして、抑止効果を高める為の法改正をすれば良いと個人的には思います。ムキー

 

 

 

今回、齢50を過ぎて、人生何度目かの船舶免許の更新を通じ、船に大きく関わる釣り業界の人間の端くれとして、そんなことをいろいろと考えさせられました。 

 

長文となりましたが、最後までお付き合い頂いた皆様、どうお感じになられましたかはてなマーク