Canon Photo Weekend 仲里依紗の女子アルバム | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

『Canon Photo Weekend 仲里依紗の女子アルバム』


「先週に引き続き、今週もスペシャルゲスト登場です!この人で~す!」
「行定勲です」
「ありがとうございます!約束を守って頂いて(笑)」
と冒頭の仲さん。


「ところで行定‘先’、監督。先生って言いそうになっちゃった(笑)」
「現場でも先生って言いそうになってたよね(笑)」
「すいません(笑)」
「でも、昔の監督さんは俳優から先生って呼ばれてたんですよね」
「あ、そうなんですか!」



今週はアカデミー賞直前ということで、映画の話題。


「もうすぐアカデミー賞なんですけど、先生!ここ1年で気に入った作品はありますか?」
「アカデミー賞絡みだと『ソーシャル・ネットワーク』が面白かった。今年はこれが獲るんじゃないかな?新しいタイプの伝記映画で見応えがありました」
「最近わたし全然、映画を観てなくて……ここ1年のお気に入りは、ん~何だろ?あ!アニメの『トイ・ストーリー3』(笑)」
「でもいい作品でしたよ。アニメ部門で獲るでしょ?」
「観たその日にソッコーで人形を買いに行きましたもん(笑)」
「タランティーノの去年のベストワンは、これでしたよ」
「そうなんですか!超面白かったですよね!」
「でもあれも面白かったじゃない、『サマーウォーズ』。今回はノミネートはされなかったみたいだけど」
「わたし、出てますよ!チラリズムで(笑)。ちょっとだけ出てるんですけど。ノミネートされればよかったですね」



「先生が影響を受けた監督はいますか?」
「相米慎二監督。一番好きなのが『台風クラブ』。青春の裏側を描いた作品です」
「へ~」
「相米監督は若い役者さんを演出するのが上手かったんですよ。何度も同じ演技をやらせてもOKを出さないらしい。‘まあ、それでいいか。はい次’みたいな。イヤでしょ?」
「絶対、やだー!」
「薬師丸ひろ子さんも苦労したみたい。どれがOKか分からなくて。演技を褒めないし」
「え~~」
「今もし相米監督がいて、仲さんを起用するとしたら、どんな風に撮るんだろうなぁという興味がありますね」
「褒められないの、やだーー!」
「仲さんの自由さをどう撮るんだろうと。観てみたかったです。あと『東京上空いらっしゃいませ』も大好きで」
「はい」
「牧瀬里穂さんのデビュー作で、コミカルなんだけど切ない話でね。この役を仲さんが演ったら面白いかなと。もしリメイクするなら仲里依紗主演で!」
「あ~ぜひお願いします……石田っち!‘カッコ’マネージャーです(笑)」



「海外で撮りたいとは思いませんか?」
「日本で撮るんだったら有りかなと。ハリウッド映画を。去年は韓国で同じ事務所の吉高由里子さんと」
「あ、はい!」
「短編を撮ったんだけど……もし海外で撮る時は行きますか!?」
「はい!セレブになりたいんで(笑)」



「今後、女優・仲里依紗としてのアドバイスは?」
「好き嫌いをしないこと」
「はい、食べ物ですか?結構、好き嫌いあるんですけど」
「いや、違う!役柄(笑)」
「あ~はい(笑)」
「好き嫌いなしに色んな役を演ってほしい。ま、事務所の関係もあると思うけど。あ、でもゼブラクイーンを演ってるくらいだから大丈夫か。とにかく何でも演ってほしい。この役は、イヤだ~とか言うんじゃなく、受け身で」
「はい」
「大人の恋愛モノとかね」
「大人の恋愛!」
「あ、病気の役を演ってみたいって言ってたよね?」
「そうなんですよ~いつも健康な役なんで。モリモリ食べる(笑)。そろそろ倒れたい~みたいな(笑)」
「とにかく色んな役をね」
「わたし、滑舌が悪くて~この役はちょっと~とか言わないで(笑)……どんどんチャレンジしろってことですか?」
「そうですね。色んな役にチャレンジしてほしい」
「そろそろ病気の役が来ないかな~って狙ってるんですけどね(笑)」




カメラ女子部・仲さん撮影の今週の一枚は~

「行定先生です!いや~先生、色っぽいですね。仲さんのセンスの良さもあるんですけどね(笑)。監督って何かセクシーなんですよ。声とか眼鏡とか(笑)。ちっと写真を撮らして下さいって言って撮りました!」



締めは~

「行定さん、さっきも言いましたけど、素敵な方です。セクシーです。先生ということで(笑)」




仲さんと行定先生のトーク、メチャメチャ面白かったです!サイコー!

呼び方が気に入ってしまったのか、仲さんは「先生」を連発しまくりだし(笑)。

しかも「わたしは滑舌が悪い」と自ら言い切る自虐ネタ(?)も(笑)。



監督が話していた『東京上空いらっしゃいませ』ですが、確かに~あの役を仲さんが演じたら超ハマりそう!
マジで観てみたい!

(クスッと笑えて、最後はボロボロ泣けるハートフルなファンタジック・ストーリー。いい映画でした!)