横丁のお風呂屋さん潜入記「あぁ!そこそこそこ!気持ちいいぃーあー!」 | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

脱衣所に戻ってオバチャンに色紙を返し、さてお金を払ってお風呂に……と思ったら……。

「壁にはポスター貼ってあるよ」

ん??あーー!『時かけ』のポスタービックリマーク

「写真撮れば?」
「え???あの……ここ脱衣所ですけどいいんですか?」

脱衣所には前も隠さず立派なモノを……のオジサン3人。
浴場にも3~4人のオジサン達。

「お客さんさえ撮らなければ平気だよ。あとお風呂はダメよ」

はい、わかってます。
ていうか、撮れって言われても撮りたくありません……素っ裸のオジサン軍団……(´~`;)

因みに浴場の壁に描かれた絵は、劇中で映っていたのと同じでした!(当たり前だけどあせる


壁のポスターをパチリ。(ボケボケになってしまった)


エルドラド 「時をかける言魂」-Image008.jpg



とその時、気付きました。
あーーー!マ、マ、マッサージチェアがあるビックリマークビックリマーク

ま、あかりは当然ながら女湯にあるマッサージチェアに座っていたワケですが、この際これでもいいから記念に~。

「度々、申し訳ないです。あのマッサージチェアを撮ってもいいですか?」
「え!?あんなの撮ってどうすんの?変わったオニーサンだね(笑)いっくらでも撮りなよ」

お言葉に甘えて。
ダウン


エルドラド 「時をかける言魂」-Image017.jpg



するとオバチャン。
「そんな椅子より隣にある体重計を撮んなよ。かなりの年代物で珍しいよ」

はあ……でも、これは映画に出て来てないから興味はなし的な汗

「ほら早く!」
「はい!」

てことで撮るハメに(笑)。
ダウン


エルドラド 「時をかける言魂」-Image018.jpg





あ!そうだ!冷蔵庫はないのかな……と見回したもののなかったみたいです。


ここでお客さんのオジサンが話し掛けてきました。

「写真好きなの?」
「え?あ、いや、映画が好きで」
「もしかしてN大の学生?」

は?学生て……ケッコーな大人なんすけど、一応汗


今度こそお金を払って入浴を……と思ったら、オバチャンが。

「ここは、やくみつるも来てたんだよ」
「あ、そうなんですか」

とここから怒涛の如く話が止まらなくなり……。

ど、どうしたらいいの?!

「あ、あの……」
「そうだ!写真はもういいの?」
「あ、はい。どうもありがとうございました!」
「風呂場も撮りたかったらさ、○曜日と○曜日の4時半頃にまた来なさい。その曜日は私がシャッター開けるんで早めにいるから。5時までお客さんがいないから、そん時にゆっくり撮ればいいよ」

な、なんて親切な人なんだろ。
マジで感激してしまいました。

「遠慮せずに来なよ、また」
「はい!ありがとうございます!じゃあ今日はこれで失礼します」

そして……外に出てから気付きました。

あれ?風呂に入るつもりだったんだよな……自分あせるあせるあせる

今更、戻れないので結局、お風呂屋さんを後に……。


月の湯のオバチャン、そして突然の闖入者にも関わらず優しく接して下さったお客さん、どうもありがとうございました!

ご迷惑をおかけしてしまったかもと、後になって恐縮しきりです。

すいませんでした!

今度は入浴させて頂きます!