牛肉の生姜すき煮
春が旬で下ごしらえが簡単なアスパラガスを使った
ボリューム満点のスピードレシピです。
牛切り落とし肉:250g
グリーンアスパラガス:6本
ごま油 :適宜
【調味料】
生姜の千切り: 一かけ分
みりん: 大さじ3
しょうゆ、水 : 各大さじ2
砂糖 : 大さじ1
作り方-------------
1)アスパラガスは根本の堅い部分を取り、3等分に切る。調味料はあらかじめ混ぜ合わせておく。
2)フライパンにごま油を入れ、中火で熱し、牛肉を広げ入れ、まわりにアスパラを入れる。すぐに調味料を注ぎ入れ、肉をさっと混ぜる。
3)煮立ったらふたをして2~3分煮る。上下を返し、ふたをしてさらに2分ほど煮て、器に盛っていただく。
ポイント-------------
○ 調味料をあらかじめ混ぜ合わせておくことで、味付けを一度で決めることができ、楽ちん!火を通しすぎてしまうなどの失敗も防ぐことができます。
○ 生姜の代わりに梅やにんにくを入れてもおいしく仕上がります。また他の野菜やきのこでもおいしく食べられる、展開しやすい一品です。
切って、入れて、煮るだけの簡単レシピですが、ご飯が進む美味しいおかずに仕上がります。
青豆ごはん
春の香りと彩りいっぱいの青豆ごはんは、
おむすびにしてお花見にピッタリ。
〈材料〉米2カップ分
米 2カップ
水 2カップ強
(水は、炊飯器の米2カップの目盛りより1/4カップほど控えるとよい)
むきえんどう豆(グリーンピースでも可)約90g
調味料
塩 小さじ3/5(3g)
酒 1/4カップ弱
作り方-------------
1)米は洗って研ぐ。炊飯器に入れ、分量の水を入れる。
2)スイッチを入れる直前に塩、酒(好みでよい。入れない場合はその分水を足す)を加える。軽く洗い水気を切ったむきえんどう豆をのせる。
3)炊飯器のスイッチを押す。
4)炊きあがったら全体をよく混ぜ、蒸らしてからいただく。
ポイント-------------
○ 塩、酒とむきえんどう豆を入れてスイッチ・ポン。それだけで春の香りいっぱいの青豆ごはんの完成です。缶詰めや冷凍のグリーンピースでもできます!(冷凍の時は、一度熱湯を通して使うといいですよ。しっかり水気を切って入れてね。)
○ ここでご紹介した方法だと、「豆の香り」を楽しむことができますが、「豆の色」が悪くなるのが欠点。緑鮮やかな青豆ごはんにしたいときは、えんどう豆を別に塩ゆでして冷ましておき、炊きあがった塩味のごはんに加えて混ぜればきれいな緑色にできます。
味付けごはんって案外簡単でしょ? もし、節分の時の「炒り豆」が余っていたら、同じようにして炊けば「大豆ごはん」ができます。(塩を少し控えて、しょうゆを加えてもおいしい。)
人参をピーラー(皮むき器)でうすく引いたり、すりおろしたりして、豆の代わりにのせて炊けば「あかねごはん」(「金魚めし」と呼ぶ地域も)になります。ほら、いろいろ応用できますネ。
〈電子レンジでつくる〉酢れんこん
れんこん 1個=約220g(皮をむいて約175g)
調味液
だし汁 175ml(カップ8分目)
砂糖 大さじ 3弱
塩 小さじ 1/2 (2.6g)
穀物酢 大さじ 3弱
作り方-------------
1)れんこんの皮をむき、厚さ5mm程度のいちょう切りして、酢水(穀物酢:水=
1:10, レシピの分量外)に約10分漬ける。(→れんこんが褐変するのを防ぐ。)
2)調味液の材料を合わせる。(熱い場合は粗熱をとる。)
3)1) の水気を切って電子レンジ対応容器に入れ、2) を加えてラップをかける。
4)電子レンジ・500Wで7~8分ほど加熱する。(かたさのお好みで。)
5)熱いうちに穀物酢を加え、よく混ぜる。
ポイント-------------
・こちらも旬野菜のレンコン。根菜類は料理に手がかかりそう? いえいえ、このレシピの簡単さとおいしさと言ったら・・・。 お弁当にも便利。お試し下さい!
・レンコンを切った時にネバネバと糸を引きますが、これはムチンという糖たんぱく質で、気管、胃腸などの消化管、生殖腺、目・鼻などの、ヒトの粘膜の成分でもあります。ムチンは粘膜の損傷を防ぐため、胃潰瘍や胃炎の予防に役立ち、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくする可能性があるといわれています。酢レンコンは、このネバネバをほどよく残した出来上がりです。
・レンコンは泥の中で育ちますが、そのとき自分の身を守るために、さまざまな栄養成分、その他の成分を蓄えます。ビタミンCは比較的壊れにくく、加熱調理しても100gあたり20g近く含まれます。これは、同じ量のバナナやさくらんぼなどの果物並みです。もちろん、食物繊維も豊富です。




