Beggars Can Be Choosers/The Newtown Neurotics | BLACK CHERRY

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JAZZ, BRAZIL, SOUL MUSIC

 The Newtown Neurotics70年代後半Essex州の西部に位置するHarlowで結成された3人組のPunk Band。The ClashThe Ramonesに影響を受けて80年代後半あたりまで活動を続けていたようだ。公然と政治的なMessageをガンガンぶつけてくる彼らはPunkのAttitudeを真摯に体現した隠れた名バンドといってもいいだろう。ギターとVocalを担当して殆どの楽曲を書いているSteve Drewett、ベースのColin DreddことColin Masters、ドラムスのTig Barberというメンツで自身が運営するLabel No Wonder Recordsから79年7月にリリースした7" Single“Hypocrite / You Said No”でレコード・デビュー。Stickerに写っている、まだ髪を短くする前のむさくるしい長髪姿でグラサンかけて睨みつけるSimon Lomondの姿が微笑ましい。硬派な佇まいでありながら“Hypocrite”では、CatchyなギターのRiffで始まりPopで親しみやすいシンガロングな楽曲を提供している。一方、B面の“You Said No”ではReggae/Dubな香りを漂わせつつ、熱く訴えかける哀愁Punkなナンバーで、彼らの幅広い音楽性を感じ取ることができる。翌80年にリリースされた“When The Oil Runs Out/Oh No”では、Sharpなギターをかき鳴らし、CatchyなMelodyを熱く歌い上げるNeurotics節が早くも確立されている。82年にリリースされた“Kick Out The Tories! / Mindless Violence!”でもThe Clash直系の真摯に熱く激しいMessageを歌い上げる硬派でシンガロングなStyleは変わらず、Trioで正統派Punkを追求する彼らの姿勢に心から拍手を送った方もいらっしゃるだろう。本日ご紹介するのは、そんなThe Newtown Neuroticsが83年にリリースした1st Albumである。ドラムスはTigからSimon Lomondに交代している。85年にはThe Neuroticsとバンド名を短くしてBilly Bragも参加した『Repercussions』をリリースしているが鍵盤を取り入れるなど、音楽性はより多様性を持ってPunkの枠からはみ出していくのだった。、

 

 『Beggars Can Be Choosers』はThe Newtown Neurotics83年にリリースしたアルバム。

アルバム1発目は“Wake Up”。相変わらずEdgeの立ったSharpなギターが最高。哀感を漂わせながらPopで、思わず口ずさみたくなるNeurotics節が全開。

The Mess”もイントロのギターの激カッコイイRiffからご機嫌である。スカしたChorus疾走感に満ちたリズム隊も最高。

Get Up And Fight”もイントロのギターのRiffが最高っすなあ。熱いVocal真摯に訴えかける歌詞も素晴らしい。

哀感を漂わせるNo Respect”はThe Clash直系の真摯に激しいMessageを歌い上げる硬派な姿勢が最高。熱いっす。

Agony”は疾走するリズム隊にのってタイトル通り、真摯に訴えかけるVocal。それでいてPopでシンガロングなところが素晴らしい。思わず拳を突き上げてしまう。

Newtown People”は哀感を漂わせつつReggaeな香りが漂う大好きな曲。

Does Anyone Know Where The March Is?”は爽快に突っ走る、この曲も歌詞が最高。

Life In Their Hands”もPopで勢いのあるPunk。小気味よいギター躍動するリズム隊野郎Chorusもご機嫌である。

My Death”も疾走感に満ち溢れた激カッコイイ曲。キレキレのギターウネるベースが最高。

アルバム最後を飾るのは“Living With Unemployment”。Drewettが歌詞を書いているが、アルバムで唯一、大好きなThe MembersJean-Marie CarrollNicky Tescoによる作曲。これは曲良し歌詞良し歌良し演奏良しの最高のナンバー。イントロのギターから惹きこまれる名曲。

Living With Unemployment/The Newtown Neurotics

(Hit-C Fiore)