The Undertones /The Undertones | BLACK CHERRY

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JAZZ, BRAZIL, SOUL MUSIC



 政府の洗脳機関として、新聞、TVといったマスコミのポチ君たちは完全にお笑いネタとなってるわけだが、これは、流石に笑いを通り越して呆れるしかないだろう(失笑)。 
「残念ながら、われわれは、20日以前の段階では『イスラム国』という特定もできなかった」と述べました。(NHK WEB NEWS 2月10日)
↓あぁそれなのに(笑)
読売「救出かけた首相中東歴訪…」(14/02/02 読売朝刊) いやはや武勇伝でっちあげの提灯記事ご苦労様ですな。

「新聞・通信各社の論説委員らと懇談」「在京民放各社の解説委員らと懇談」「内閣記者会加盟報道各社のキャップと懇談」(時事ドットコム 首相動静 2月10日)いやはやマスコミさんと首相の仲の良いこと。
首相と全国紙やテレビキー局といった報道各社の社長等の経営幹部や解説委員、論説委員あるいは政治関連担当記者らとの高級割烹やフランス料理店などでの「会食」は二年間で実に40回以上と歴代首相の中でも突出した頻度であると指摘されている。ましてや彼らの利権を守る新聞への軽減税率導入で便宜を図る、図られる立場にあるもの同志だ。これで、まともな報道などできるわけがない。

英文記事では、どんどん政府にとって不都合な真実が報道されているようで
日本政府が対応について外注した危機管理企業CTSS Japan社長は民間交渉チャンネルを無視した日本政府の対応を「間違っていたかもしれない」と吐露。(Reuters Feb 8, 2015 )

そんな中でキュレーションのオッサンは喜々として大本営発表のみを取り上げるのみ(笑)こりゃCurationじゃなくてDeflectionでしょうな。栗原なんちゃらとかいう御用ライターも論理破綻しまくって笑えるんだけど、この辺のポチ君たちは日本の御用マスコミと一緒に政権批判はテロリストを利する(笑)の馬鹿の一つ覚えばかりつぶやいてないでもうちょっと世界に目を拡げないと。我々が認識しなければいけないのはこの不手際を反省して二度と同じ過ちを繰り返さないようにすることなんだから。

 さて、Vocalの好き嫌いは、あくまでも個人の趣味によるものだけど、自分としては高くてHuskyな男性Vocalは基本的に苦手であったりする。ところが例外はあるものでThe UndertonesFeargal Sharkeyの個性的なVocalは結構好きである。Vibratoのかけ方やチョイとTrad入った歌い方が大好きなFamilyRoger Chapmanを思わせたりもするのだ。75年に結成されたNorthern IrelandのPunk band。Rhythm GuitarのJohnとLead GuitarのDamianのO'Neill兄弟にBassのMichael Bradley、DrumsのBilly Doherty、そしてVocalにFeargal Sharkeyという5人組だ。単なるPunkというのも魅力ではあるが、このバンドは意外とSongwritingが奥が深かったりする。デビュー曲にして永遠のお気楽青春Punk Rock AnthemTeenage Kicks”によってBBC Radio 1の看板DJ、John Peelに気に入られた彼らは一躍注目を集めてSire Recordsと契約する。本盤は、そんな彼らの最も勢いの合った時期のPopで瑞々しい楽曲がたっぷり詰まったアルバムだ。その後のアルバムでは次第にGarageやPsyche、Motown系Soulの影響を受けつつ、一貫してPopなメロディーで勝負するというのが彼らの魅力であった。

 『The Undertones』はThe Undertones79年Sireからリリースしたデビュー・アルバム
アルバム1発目はFeargal Sharkeyの個性的なVocalとギターRiffに思わず惹きこまれる“Family Entertainment”。
続いてはエネルギッシュにぶっ飛ばすGirls Don't Like It”。
これまたArpeggioとRiffのギター2本の絡みがいかした“Male Model”。Cheapな鍵盤もイイ味出してる。
ガッツ入りまくったギター青臭い歌詞のVocalがたまらないイイ意味での青春Punk“I Gotta Getta Male Model”。
Speedyな
Wrong Way”はこのバンドらしい軽さがイイ感じで出ている。
キャチーなサビとギターRiffの“Jump Boys”。
若気の至り的勢いでぶっ飛ばすHere Comes The Summer ”も最高。ギター・ソロもカッコイイ。
アルバムで一番好きなStatus Quo入ったPunkishなBoogieチューンBilly's Third”。スカシたChorusも良し。
PopなRiffで始まる“Jimmy Jimmy”もFeargal SharkeyのVocalがイイ。
続いてもPopなPunk“True Confessions”。どことなくTradっぽさも感じさせる。
ツイン・ギターの絡みも面白い軽快に突っ走るナンバー“(She's A) Runaround”。
チョイと工夫をこらしたイントロから激しく燃え上がるギターと対照的なCoolなChorusで展開していく“I Know A Girl”。
Listening In”は彼ららしいPopでノリの良いナンバー。VocalとChorusの掛け合いも良し。
最後をシメるのはSoulなベースノリノリのCasbah Rock”。
(Hit-C Fiore)