帰省

(家の中：玄関）

（天高くのびやかな松）　 　（きのこの様で面白い）　

（祖母の茶室）

　実家に帰省して、正月料理を楽しんできた。食べるだけじゃ申し訳ないので、台所に入って自分も少しだけ手伝ったりして（結局、邪魔者扱いされて追い出されたが）。幸い天気にも恵まれて、久しぶりに正月らしい気分でのんびりできた。

かつては実家に帰ると真っ先に、近所の幼馴染の悪友達と遊びに出掛けたりしたものだ。

今となっては両親と食卓を囲んで、まったりした会話を楽しめるようになった。子供の頃は祖父母に育てられて両親と話す機会はなかったし、1人暮らしを始めてからは尚更だ。こうして両親としみじみと話すのに抵抗がなくなったのは、年をとったからかな。今の生活も周りに緑があって朝方に鳥の声が聞こえる生活だが、やはり実家のそれは懐かしい。実家に久しぶりに泊まって、子供時代を思い出して、祖父母の家の周りを写真に撮ってみた。

少し前には関心の持てなかった自然や文化に興味を持てるようになったし、生意気かもしれないが少しは、そういうものの良さがわかるようになったのかもしれない。

今年は時間ができたら、悪友どもと下町散策なぞしてみようかと考えている。

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