極私的Beatlesの20曲 No.11~15 | BLACK CHERRY

BLACK CHERRY

JAZZ, BRAZIL, SOUL MUSIC

第11位 “Magical Mystery Tour” 収録Album 『Magical Mystery Tour67年
第12位 “Night Before” 収録Album 『Help』 65年
第13位 “Good Night” 収録Album 『The Beatles68年
第14位 “I Need You” 収録Album『Help』 65年
第15位 “Long Long Long” 収録Album 『The Beatles68年


Magical Mystery Tour

けたたましいほどのブラス・アレンジ、さりげないポリリズムも含みつつ展開されるリズム・チェンジが印象的。Paulの躍動感あふれるBassも素晴らしい。

エンディングの幻想的な、少しずつ狂いかけていくようなPianoが最高。ドラッグ・ソングなんだろうか?

Night Before

Paulのわざと投げやり気味に歌うLead VocalとEnnuiなJohnGeorgeChorus掛け合いが素晴らしい。

この歌詞の意味を表現した絶妙のChorusがないとこの曲の魅力は半減してしまう。

Bluesyなコード進行にのせて、Paulらしいメロディー・ライン、ギターのチョーキングも味があって良い。

Good Night

Johnの書く攻撃的な曲が好きだけど、こんな曲も書けるんだ、天才だと思った曲。Ringoの声に合った楽曲でRingoの歌う曲で一番好きだ。(最後の囁きも素晴らしい。)Ringo以外のメンバーが参加していない曲だけど、アルバムの最後に、そういう曲をもってくるのも洒落のキツイJohnらしい。

George MartinのStringsとホーン・セクションを贅沢に使いHollywood的な50年代の輝かしいアメリカを表現したような豪華なアレンジも面白い。

I Need You

Volume Pedalを効果的に使った(Violin奏法というのかな)ギターのイントロが大好きな曲。

Georgeの人柄が表れたような穏やかな美しい曲。ストレートな歌詞も繊細なメロディーにマッチしている。

この曲も気だるいChorusがお気に入りでBongoとCowbellのリズムがイイ味を出している。

Long Long Long

 Georgeの得意なマイナーWaltz曲。アコギでさりげなく歌われるメロディーが素晴らしい。

オルガン、ワインボトルの振動の音、不気味で意味不明のエンディングが幻想的である。


↓このシーンは大好き。

I Need You

↓エレピを弾くJohnがイイ。

Night Before

↓Ringoは、こういう曲を歌ったら最高だという事を知っていたJohn、そしてそういう曲を書いたJohnはスゴイ。

Good Night


                        Hit-C Fiore