ヴィヴィです。
私は本屋と図書館に居るのが好きだ。
読書家なのではない。
厳密に言うと、書物が好きなのだ。
物心ついた頃から、新聞・雑誌・漫画・フリーペーパー・文庫本といった書物を
読むのが好きなのだ。そして本屋と図書館の雰囲気と、たくさんの本に
囲まれているという状況が好きなのである。
「この店はアート系が充実してるな」とか「この古本屋はマニアックな品揃え
だな」とか思いながら装丁の美しい本や面白い本を眺めてるとウキウキする。
これは両親の影響だろう。
父は現代詩を書いていることもあって硬軟どちらもそして漫画などあらゆる
書物を読むし、母も平岩弓枝・川上弘美などを読み絵本も好きで、
読書が生活の一部になっている人だ。
それだからか私は小学生にして父が買ってくる「ダ・カーポ」や「週間文春」を
読んだりしていた。
だが両親への反抗からか家の本棚の本はあまり読まなかった。
今となってはもったいなかったと思うけれど。
それが今では両親と本についての情報交換をしたり読んだ本の感想を
言ったりしてる。変わったものだ。