今日は春の小雨に濡れる緑の木々や花々を見ながら地元をぶらぶらと歩く。
都会派のViviさんとは違って緑がないと落ち着かないFioreであった。
Central Lineのヒット曲「Walking Into Sushine」。
春の暖かい日差しの中に飛ぶ出していきたくなるような高揚感溢れる曲である。
Larry LevanのRemixした12インチも最高で、この季節になると聴きたくなる。
Central LineといえばBassist、Vocalistとして参加していたCamelle Hindsである。
70年代末から80年代初頭にイギリスで起こった所謂、「Britfunk」の先駆的存在
であるCentral Lineを結成後、Style Councilのアルバムやツアーに参加して5人
目のメンバーとして我らがPaul Wellerを支えた男。
ポロシャツを粋に着こなしてサウスポーでBassを弾く彼のステージでの存在感は
抜群に光っていた。
「Internationalists」のベース・ソロを弾く姿のカッコイイ事。
その後も彼はPaul Wellerのソロでもレコーディングやツアーに参加している。
また、Central Line解散後にも同グループの仲間とHindsightを結成。解散後も
ソロで活躍しているようだ。
Central Lineのサウンドは今聴くといかにも80年代初頭を思わせる音作り、特に
チープなシンセやギターのからみが面白い。
デビュー・アルバムの「Breaking Point」を聴くと正にこの時代のイギリスらしい音が
満載である。
確かに今聴くとショボイ音であるが、この時代にイギリスでしか生まれ得なかったFunk。
若さと勢いと瑞々しい感性がテクニックを越えて新鮮だ。
Hit-C Fiore