イングヴェイ・マルムスティーン、その他、まとめてレビュー
YNGWIE MALMSTEEN

水戸コンピュータ専門学校に通ってた頃、友人のF君は、イングヴェイ・マルムスティーンの「FIRE & ICE」というアルバムを所持していたんだよなぁ。
上記のアルバム・ジャケットは、イングヴェイが、ギターを弾く右手を上げて、そこに炎が渦巻いているという、ジャケットだったんだよね。
それで、専門学校の友人たちと、上記のジャケットの真似をして、ギターを持って、背後に居る人がライターを付けるという遊びが、流行ってたんだよね(笑)。
まぁ、イングヴェイのアルバムの中で、一番好きなジャケットは「Trilogy」で、イングヴェイがギターを構えて、怪獣と戦っている、というね(笑)。
「Trilogy」は、何かこう、ジャケ買いしたくなるのは、何でだろうなぁ(笑)。まぁ、内容的な評価で言えば、「Trilogy」が、最高傑作だと思うよ。
イングヴェイ・マルムスティーンは、日本で大人気で、上記の「FIRE & ICE」(92年)は、オリコン1位で、「THE SEVENTH SIGN」(94年)は、オリコン2位だったんだよなぁ。
私は、専門学校に通ってた頃、「the YNGWIE MALMSTEEN collection」というベストアルバムを購入していて、売却した後、三十路を過ぎて、再購入したんだよね。
上記のベストアルバム以外にも、「Yngwie Malmsteen Anthology 1994-1999」というベストアルバムも、現在、所持している、といった処。
ベストアルバムは、2枚所持しているけど、初期のベストアルバムの方が、叙情的な曲が多く、完成度が高いと思いますね。
ソロ・デビュー作「Rising Force」の収録曲は、ヴァイオリンのようなソロとクラシックな楽曲、ほぼインスト曲で構成されており、「Black Star」、「Far Beyond the Sun」の2曲は、特に気に入ってましたね。
全体を通して特に好きな曲を言うなら、「Trilogy」収録の2曲、シンセサイザーを前面に出した「YOU DON'T REMEMBER,I'LL NEVER FORGET」と、リッチー・ブラックモア由来のエキゾチックな展開で始まる「LIAR」ですね。
まぁ、イングヴェイ・マルムスティーンの最大の特徴は、他者の追随を許さないギター・テクニックと、クラシックとハード・ロックの融合にある、と思いますね。
イングヴェイ・マルムスティーンの曲の中で、着目すべきメッセージ性がある歌詞を、以下、抜粋。
-「お前は嘘をついた 作り話をしたんだ お前は俺を陥れようとした」-(「CRASH AND BURN」)
-「罪人はみんなゲームを楽しんでいる」「罪を犯しても誰も責任を問われない」-(「VENGEANCE」)
-「まるで悪魔の瞳 俺を監視してる 容赦なく」-(「FIRE IN THE SKY」)
-「自分の墓を掘って 自分の銃で撃たれるがいい」-(「ANOTHER TIME」)
-「世の中は渾沌とし、人々が泣き叫ぶ」-(「I'LL SEE THE LIGHT,TONIGHT」)
-「奴らは我々の知らないことを知っている」-(「HANGAR 18,AREA 51」)
FAIR WARNING
フェア・ウォーニング、日本語に訳すると、「公正な警告」ですね、大切な事ですよね。
まぁ、私も、「フェア・ウォーニング」を、多くの一般人に対して、常時、心掛けるようにしていますね。
究竟、私のブログのタイトル、「Future Shock」は、蓋し、「フェア・ウォーニング(公正な警告)」という事になりますね。
フェア・ウォーニングは、ドイツで結成されたメロディアス・ハード・ロック・バンドで、「BURRN!」で、高スコアになっていて、結構、気に入ってたんだよなぁ。
(バンド結成の経緯は、Uli Jon Rothの実弟、Zeno Roth率いるZenoを母体に結成したとの事。)
私は、「FAIR WARNING」、「RAINMAKER」、「GO!」の3枚のアルバムを、昔、所持していたんだよね。
現在は、上記のアルバムを売却した後、三十路を過ぎて「GO!」を再購入して、売却した、というね。
「GO!」は、多分、自分が売ったアルバムを、自分で再度、同店で購入したと思うんだよね。そういう事、よくあると思うんだよね(笑)。
今、現在は、「Decade of Complete Best」というベストアルバムをレンタルで借りて来て、リッピングして聴いている、といった処。
まぁ、フェア・ウォーニングは、何と言うんですかね、泣きのメロディというんですか、個人的には、演歌に通じるモノがあると思うんですよ。
「Save Me」という曲は、特にそう感じるし、演歌に通じる泣きのメロディというのは肯定的な意味であり、日本人はメロディ重視にして聴く処がある、と思いますね。
一番、出来が良いアルバムは、1stアルバムの「FAIR WARNING」ですが、トミー・ハート(Vo)の伸びと粘りのある歌声と、抒情性があるキャッチーな楽曲が相俟って、絶品ですねぇ。
IRON MAIDEN

愛工大名電・・・じゃなくて、アイアン・メイデンは、水戸コンピュータ専門学校に通ってた頃、結構、聴いてたんだよなぁ。
その頃は、「BURRN!」で高スコアだった「NO PRAYER FOR THE DYING」、「FEAR OF THE DARK」の2枚を所持していたんだよね。
そして、三十路を過ぎた頃に、一度、売却した「FEAR OF THE DARK」を再購入し、ベスト盤も購入し、今に至るという所以。
アイアン・メイデンのアルバム・ジャケットには、統一性があって、恐らく、エディというモンスターが、「FEAR OF THE DARK」でも、描かれているらしいですね。
「FEAR OF THE DARK」のジャケットのアート・ワークを描いているのは、メルヴィン・グラントという人らしいですね。
では、1stアルバムのジャケットは、漫☆画太郎がイラストを描いているのでしょうか(笑)。何故か、ジャケ買いしたくなるアルバム、というね(笑)。
(因みに、勝田工業高校に通学していた頃、軟式テニス部の後輩で、週刊少年ジャンプで、漫☆画太郎を読んでいた人が、結構、居たんだよね。人気があったよね。)
まぁ、アイアン・メイデンの最高傑作は、一般的には「Powerslave」だと思うけど、個人的には、「FEAR OF THE DARK」が最高傑作だと思うんだよね。
ギターがマイルドになってるし、人によって評価は分かれるけれど、アルバム全体に、楽曲のヴァラエティがあって、いいんじゃね。
上記のアルバムの中では、「BE QUICK OR BE DEAD」、「FROM HERE TO ETERNITY」、「WEEKEND WARRIOR」の3曲が、個人的には好きですね。
「BE QUICK OR BE DEAD」の歌詞で、-そいつの意志と権力に俺達の人生がかかっている-、というのがあるけど、俺達というのは一般人の事であり、支配される危惧が伝わってくるんだよな。
「AFRAID TO SHOOT STRANGERS」は、湾岸戦争の曲で、-時満ちた暁に俺達は犯罪者として生きるしかないのか-という歌詞が、ありますね。
何故、自分は戦場にいるのか、と自身に問いかける歌詞ですが、戦争では無くても、一般人が何故、このような状況で生きているのか、と思考せざるを得ない現在の社会状況になっている、と思いますね。
まぁ、兎に角、アイアン・メイデンは、強面な風采のブルース・ディッキンソンのボーカルもいいけど、やはり、スティーヴ・ハリスのベースだよね、泰斗のベーシストだよね。
最後に、アイアン・メイデンの功績について言及しておくと、NWOBHMは1980年前後の英国に於けるHR/HM版インディ・ムーブメントであり、アイアン・メイデンはその代表格なんだよね。
アイアン・メイデンの音楽性としては、70年代のHRをパンク以降の激しい基準で更新し、そこにプログレシッヴ・ロックの構築美を加えたスタイルで、それは、時代を越えて今も受け継がれているんだよね。
PANTERA

パンテラと、デ・トマソ・パンテーラ(イタリア/アメリカの旧車)は、甘~いシュークリームより、大好きなんだよね。
パンテラのアルバムは、ベストアルバムも含めて、全てコンプリートしているしね、でも、一度、売却した後、三十路を過ぎて再購入したんだけどね。
90年代は、メタル逆風の時代だったけど、パンテラは、スラッシュ・メタルの影響を受けたモダン・ヘヴィネス/グルーヴ・メタルで、普遍的メタル様式を完全に壊しているんだよね。
3rdアルバムの「FAR BEYOND DRIVEN」なんて、リアルタイム(1994年)で聴いた時は、良さが理解出来なかったからね。でも、米国チャート1位だし、赫々たるセールスだよね。
因みに、専門学校生の頃、友人たちと東京に遊びに行った時に、私は、「FOR THOSE ABOUT TO ROCK」というライブのビデオテープを購入したんだよね。
そのライブは、1991年に50万人以上のロックファンが、モスクワ郊外の空軍基地に集まったロック・フェスで、パンテラ、ブラック・クロウズ、メタリカ、AC/DCが出演したんだよね。
そして、そのライブのパンテラの演奏を観て、私はファンになり、アルバムを揃えたんだよなぁ。出演した他のバンドの演奏も、カッコイイから、ライブ映像を観てみたら良いと思うよ。
まぁ、そのライブのビデオは、後々、友人N君と、私の家で一緒に観る事になったんだけど、その時、N君はビデオを観ながら、「俺、この曲、好きだったんだよ。」と言って、パンテラの「Primal Concrete Sledge」を歌ってたんだよなぁ。
N君は、HR/HMに関して言えば、私と同じアルバムを聴いてる事が、大杉漣なんだよなぁ、でも、歌詞をちゃんと憶えているのは、余程、好きだったんだな、と思いましたね。
私も、HR/HMのジャンルの中では、メタリカと同じ位に、パンテラが好きだけど、お勧めのアルバムは、「俗悪」と「激鉄」ですね。
最後に、パンテラの音楽性について、引用しながら、詳しく言及しておくなり。(引用元、「現代メタルガイドブック」)
グルーヴ・メタルとは、ネオ/ポスト・スラッシュとも言われるように、基本的にはスラッシュメタルの延長線上にある音楽形式である。
スラッシュに通じる速いギターの刻みに、ファンク的な休符やハードコア的なアクセント付けによる止め跳ねを加える。
バスドラムはそうした刻みに同期する速いものだが、その一方でスネアの打数は減らされ、全体としてのBPMは遅くなった印象を生む。
旋律的には単調ながら表情豊かに歌うハードコアパンク+ラップ的ボーカルは、メロディの起伏による感情の揺さぶりを排し、同じムードを保ってグルーヴに浸りやすくする効果を作り出す。
ロックのグルーヴ(リズムや響きの噛み合いから生まれる一体感の質)表現やビート構成を大幅に拡張したこのスタイルは、以降のメタルの一つの雛型になった。
パンテラの曲の中で、着目すべきメッセージ性がある歌詞を、以下、抜粋。
-「俺について真実を語れ 毅然たるものと」-(「MOUTH FOR WAR」)
-「ヤツラは破滅する 恐怖に満ちあふれた生活で」-(「It Makes Them Disappear」)
-「俺の命を狙う連中が いつも肩越しに覗いている」-(「I'll Cast A Shadow」)
EMPEROR

エンペラーは、ノルウェーで1991年に結成された、シンフォニック・ブラック・メタルというジャンルに該当するバンド、デス・メタル。
1stアルバムをリリース後、メンバーは、サモス<g>が放火、ファウスト<ds>が殺人、ツォート<b>は、窃盗により逮捕されてしまうんだよね。
ノルウェーのブラック・メタル・シーンは、悪魔崇拝団体と密接な関係があり、当時のブラック・メタル・バンドの活動は、悪魔主義活動の一環であった、と言われてるらしいですね。
そして、エンペラーのメンバーは、悪魔崇拝団体の秘密結社「インナー・サークル」に所属していた、と言われているらしいですね。
悪魔崇拝団体に限らず、この日本でも、大規模の組織的犯罪の恐ろしさに、国民が危惧を抱く必要があり、深く考慮してなくてはいけない問題だと思いますね。
エンペラーで、私が所持しているアルバムは、「闇の軌跡:ベスト・エンペラー」ですね。
聴いた感想を言うなら、ブラスト激走パート主体ながらドラマティックな曲の展開で、それが、暴虐的金切り声のボーカルと相俟って、邪悪で荘厳なブラック・メタルの雰囲気を作り出しているんだよね。
ブラック・メタルらしい禍々しい攻撃性と、交響楽的な旋律表現といった楽曲の良さだけでなく、パワフルなドラミングのテクニックも聴き応えがあるんだよなぁ。
ブラスト・ビートやツイン・ベース・ドラムの連打は、bpmの限界に挑戦している、と思うんだよね。
まぁ、影響力に関して、エンペラーのシンフォニックな様式の新たな音楽表現は、多くのフォロワーを産出した、という事ですね。
(2025/12/12)