宮城・七ヶ宿町へと通じる国道113号線(七ヶ宿街道)沿いに、古の里歴史公園があります。

 

 

高畠町には約200基の古墳が確認されており、その内の数十基が復元・保存。

 

 

中でも代表的なのは、この歴史公園内に一部が復元してある安久津古墳群です。

 

 

うきたむ風土記の丘考古資料館(入館料大人¥200/中の遺物の撮影は不可)。

 

 

見ごたえバッチリでした。特に渦巻きだらけの縄文土器や、渦巻き模様の縄文クッキーが目を引きました。あと、復元前の古墳の写真はあまりの崩壊ぶりに衝撃を受けました。

 

復元されていた平べったい縄文クッキーの復元図(大体こんな感じ)。

 

 

貼られてあったポスター。

 

 

現代風の縄文クッキーゲット。展示されていた復元クッキーとは見た目も違いますが。

 

 

「いま甦る縄文人の味 ドッキ土器クッキー」と、

 

 

「いま甦る縄文人の味 縄文クッキー」。微妙に形も味も違いました(2個入り¥550)。

 

 

月山湖のそばの道の駅のマーク(水の波紋)にも似てますね。

 

 

いただいたリーフレットや記念スタンプなど。

 

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それでは外に出て、復元された古墳を見学しに――

 

 

まずは安久津2号墳(円墳)。

 

 

説明版。古墳の土台がパッと見、宇宙ステーション。

 

 

この一帯から確認された各古墳(総称して安久津古墳群)は35基。その古墳群を構成するひとつ安久津支群は、かつて『出羽の七ッ森』と呼ばれ、7基の古墳が所在していたようです。

 

 

開田や開墾でその多くが消滅した中、その内の2基がここに復元されています。

 

 

いいですね~。何故か小人さんの家のイメージが湧いてしまいます。

 

 

それでは小人気分で中に入ってみませう。

 

 

屈みながら玄室の中へ……。

 

 

中では普通に立っていることができます。何故かエジプトのピラミッドの中をも彷彿とさせます(墓は万国共通?)。そういえばピラミッドももっと昔は円形だったと、宇宙の方に教えられた某有名漫画家さんもおっしゃっていました。

 

 

復元されたものとはいえ、まるで当時からそのまま残っているような感覚に……。

 

 

地元の高畠石かな。

 

 

中から見ると、出入り口がワームホールのよう。

 

 

はい、現代に戻ってきました。

 

 

 

~ 山形新聞 2014-06-30付 ~

 

 

 

続いてお隣りの安久津1号墳(この奥の山の方にも、別の古墳があるようでした)。

 

 

2号墳より小ぶりの1号墳は出入り口がなく、中へすら入れません。

 

 

すぐ奥に、こちらも復元された縄文時代の竪穴住居が2棟あります。

 

 

 

 

 

 

お邪魔しま~巣(←家だけに)。

 

 

お邪魔しました~。

 

 

お隣りさん宅にもお邪魔し……ん?

 

 

「はちへび」という、蜂のように刺す蛇でもいるのかなと一瞬考えてしまいました(違)。

 

 

あの石は何だろう? 石神信仰?

 

 

いい風景ですね。縄文の世にも豊かな暮らしがあったのでしょう。

 

 

~ 山形新聞 2016-10-28付 ~

 

 

 

そして次は、さらに奥に見える三重塔のある神社へ――。